アサーションの歴史と活用分野

         アサーションの主な歴史

1950年代:心理療法の中から誕生

1950年代のアメリカで、人間関係が苦手な人や自己表現が下手で

困っている人のためのカウンセリング技法の1つとして開発されました。

1960~70年代:ウーマン・リブ運動、人種差別撤廃運動で注目

攻撃的にならずに自己主張をする方法として、アサーション・スキルの重要性が強調されるようになりました。

 

さらに人間の平等や権利などを守るための基盤となる考え方として、大きな役割を離しました。

 

      現在アサーションが求められている分野

就職活動

面接試験で、ありのままの自分、ベストの自分をアピールするために、アサーションを練習することが効果的です。

対人ストレスの多い職業に従事している人たち

看護師、セラピスト(心理療法士)、介護・福祉職、教師、サービス業の現場で働いている人などは、相手へのケアやサービスを優先し、自分を後回しにしがちです。

 

限界を超えて「燃え尽き症候群(バーン・アウト)」に陥らないように、自らの権利と精神的な健康を守るために、アサーションが必要となっています・

学校など教育現場

教師と生徒、親と子の人間関係では、上にいる人は攻撃的(アグレッシブなコミュニケーション)になりやすく、下にいる人は非主張的(ノン・アサーション)になりやすいのです。

 

親や教育者は、弱い立場にいる子供の権利を守るため、アサーションの考え方に立ち良い教育環境づくりを志向しています。

企業活動

グローバル化が進み、海外で仕事をしたり、外国人と一緒に学習したり働いたりする場面が当たり前なっています。

 

文化や価値観、生活習慣の違いを尊重し、 協働できる人間関係・コミュニケーションのあり方としてアサーションが求められています。