人間関係・コミュニケーションの4つのタイプ

         アサーション研修で学ぶ

自分と相手の尊重のしかたで、人間関係は4つのタイプに分かれる。

 

良好な人間関係をつくるには、自分も相手も尊重するアサーティブ

タイプが望ましい。

相互尊重の人間関係

相互尊重「私はOK、あなたもOK」(アサーティブ)

 自分の意見、気持ちをその場にふさわしい方法で率直に主張する。

同時に、相手の主張を聴く態度をとる(適切な自己表現)。

 

対立と歩み寄りを当たり前に行う。

率直、柔軟、積極的、協力的である。

メリット デメリット 
 自分に満足できる

 充実した人間関係が増える   

 不安や心配が減少する

 自分らしい生き方ができる

 生活の混乱や崩壊を招く恐れがある

 相手と対立し傷つくこともある

自己優先「私はOK、あなたはOKではない」(アグレッシブ)

 他人を犠牲にしても自分を主張する(攻撃的な自己表現)。

相手の存在や気持ちに無頓着である。

 

力づくで意見を通そうとするタイプ、下手に出ながら結局自分の思い通りに相手を動かそうとするタイプなどがある。

他人に対して否定的で、操作的、支配的である。

メリット デメリット

 

欲しいものを手に入れやすい

生存競争に勝てる

他人をコントロールできる

 

他人との間に心理的な距離が生まれる

不安に駆られる

敵ができる

罪悪感に陥る

人間性が失われる

自分で自分を縛る

健康に悪影響がある

他者優先「私はOKでない、あなたはOK」(ノン・アサーティブ)

 いつも相手を優先し、自分の意見や気持ちを表現しない(非主張的な自己表現)。自分の意見や気持ちを我慢して相手に合わせる。

相手からの承認を期待する。

 

承認が得られないと恨んだり、人づき合いを避けるようになる。

自己否定的、依存的、他人任せ、服従的である。

メリット デメリット

対立を回避できる

いつもの行動パターンで安心 

責任を負わずに済む

他人の援助を期待できる

他人をコントロールできる

自分らしい生き方ができない

満足する人間関係が築けない

欲求不満やストレスがたまる

自分の感情がコントロールできなくなる

健康への悪影響がある

相互否定「私はOKでない、あなたもOKでない」

 自他共に否定する目的で対人関係を築くため、常に無力的な気持ちに陥る。効果的で心地よい交流は得られない。