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  「魅力ある商品が生まれない」理由とは…


ケース2:上司が理解できない「斬新さ」


「画期的な新商品が生まれない。」「当社の社員は斬新な発想ができない。」という悩みを語るリーダー、経営者に数多くお会いします。

 

「画期的な新商品が生まれない」背景にはさまざまな理由が考えられますが、まず「画期的な発想」が埋もれているか可能性はありませんか。例えば…

社長が理解できない「斬新さ」は「斬新ではない」

 新商品の開発会議が始まった。

企画担当者は、この日のために準備したプレゼン資料を配付し、熱心に説明を始めている。

 

プレゼンが始まったばかりだというのに、社長はイライラが隠せない。

社長の厳しい表情を見て、商品開発部長や会議の参加者は皆緊張が高まっている。緊張している場の雰囲気に、プレゼン中の企画担当者もだんだん話し方が堅くなってしまう。

 

プレゼンもそろそろ終盤になろうとしたとき、がまんしきれなくなった社長が突然イライラした感じで尋ねる。

「だから、この商品のどこが斬新なんだ。私の分かるように言ってくれ。」

 

参加者全員が息を詰め、企画担当者は動揺しながら答える。

「ですから資料の○○ページにありますように、競合A社の商品より本体がコンパクトになっていますし、ユーザーの使い勝手も云々」

 

社長のイライラは頂点に達したようだ。

「魅力を一言で言えない商品はダメだといつも言っているはずだ。圧倒的な差別化が必要なんだ。細かい違いをいろいろ説明しなければ分からないような商品はいらん。やり直しだ。次!」

社長は怒りで顔を赤くしている。

 

プレゼンを中断され、ダメ出し企画担当者はうなだれて席に戻った。

社長の手前なんとかしなければと思った商品開発部長は

「今回の新製品は開発期間が短かったため、斬新なところまでは詰められていませんが、もう少し時間をいただければ…」

とかばったが、さらに社長の機嫌を損ねたようだった。

 

場の気まずい雰囲気をなんとかしようと、次の商品企画担当者が急いでプレゼンを始めた。

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