メンタルヘルスについて

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経済環境が好転せず、雇用環境が厳しい中では、メンタルの不調に陥る人が増加します。

 

毎年3万人以上生まれている自殺者の多くは、何らかの心の問題を抱えていると言われています。

 

自分の、周りの人のメンタルヘルスに関する話題をご提供しています。

悩むあなたをストレスから守る身近な人からのサポート

 こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

仕事をしていると、「納期に間に合わない」「失敗してしまった」「職場の人間関係がうまくいかない」など悩みストレスを感じることが多いですね。

 

こんなとき、親身になって話をきいてもらったり、アドバイスしてもらったり、励ましてもらったことで助かった経験はありませんか。

 

今日は、こんな周囲の人たちからのサポートについて考えます。

 

あなたを助ける周囲のサポートとは

 悩みや問題を抱えストレスを感じるとき、あなたに向けられる他人からの有形・無形の助けを、ソーシャル・サポート(社会的支援)と呼びます。

 

ソーシャル・サポートには、情緒面、情報面、手段面、評価的の4種類があります。

では1つずつ見ていきましょう。

 

情緒面のサポートとは

悩んだり問題を抱えているとき、誰もが落ち込み、元気を

なくしているものです。

 

そこで、沈んでいる心を温め、エネルギーと安定した精神状態を取り戻すための、情緒面のサポートが役に立ちます。

 

具体的には、

笑顔で対応してもらう、声をかけてもらう、

じっくり話を聴いてもらう(傾聴してもらう)、

慰めの言葉をかけてもらう、励ましてもらう、

温かく見守ってもらう etc.

情報面をサポートする

ストレスの原因となっている悩みや問題を解決するには、あなたが知らない情報が必要となることが多いでしょう。

 

そこで情報を提供してもらい、問題解決を間接的に手伝ってもらう

情報面のサポートが役に立ちます。

具体的には、

 解決に必要な知識の提供を受ける、アドバイスをもらう、

指導・教育を受ける、専門家の紹介を受ける etc.

具体策やツール面からサポートする

あなたが問題を解決するために直接必要となるツールや方法を提供してもらったり、解決を直接手伝ってくれる手段面のサポートもありがたいですね。

たとえば、

 資金の援助を受ける、ツールや設備を貸してもらう

効率化するための対策を実施する

共同して処理を行う etc.

評価面からサポートする

悩みや問題が解決しないことで、あなたは「自分はダメだ。」と自己評価を下げ、自信を失っているかもしれません。

 

そこで、客観的な視点から、あなたの努力や成果を適切に評価してもらうことで、自分に対する自信を取り戻す評価的サポートも欲しいところです。

具体的には、

努力を評価される、ほめされる、

成果のフィードバックを受ける、 適切な人事考課をしてもらう etc.

ソーシャル・サポートがあなたを守る

 職場の上司や仲間、プライベートの家族や友人・知人、地域の人など多くの人たちから、多種類のソーシャル・サポートを受けている人は、悩みや問題があっても強いストレスを感じることなく、元気で上手に解決していけるといわれています。

 

ソーシャル・サポートはあなたの心身の健康を守る大切なものです。

 

常日頃から、できるだけ様々な人とつながり、相互にサポートし合える関係をつくっておけると安心ですね。

 


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子どもの問題はまずお母さんのケアから

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

子どもの日にちなんで、

今日は「子どもを本当に大切にするために、まずすべきこと」

について考えます。

 

子どもの問題で責められるお母さん

予期せぬ子どもの変化は、親を不安にさせますよね。

 

例えば、知り合いの子どもが小学生のとき、不登校になったことがありました。

 

お母さんは、学校に行かせようと子どもと衝突したり、無理強いするのはよくないかとそっとしておいたり、迷い悩んで眠れなくなりました。

 

それから何が起こったかというと、

 

夫、義理の親、実家の親までも「おまえの育て方が悪い」「おまえが甘やかすからだ」と、子どもの不登校は母親の責任だと攻め立てたのでした。

 

同級生のママ友も母親に批判的でした。

 

専門家のアドバイスに追いつめられる

 周囲の人に責められながら、子どものためにと、担任の先生、スクールカウンセラー、行政の相談窓口など相談できるところを全て訪ねていったお母さん。

 

相談を受けた専門家は、不登校の子どもを何とかしようと、お母さんにまず「規則正しい生活」を、「きちんと栄養のある食事を」などとアドバイスを始めます。

 

しかし、言うことを聞いてくれない子どもとの毎日に疲れきっているお母さんは、専門家のアドバイスに「私にはとてもできない」と、精神的にさらに追い詰められてしまうのでした。

 

お母さんにはまず何が必要か

 お母さんを取り巻く人たち、相談を受けた専門家たちは、大切なことを忘れています。

 

まず周囲の人たちに覚えておいて欲しいのは、

  • お母さんを非難することは、子どもに関わっていこうとする前向きなエネルギーを奪い取ってしまうこと

になるのです。

 

 次に、専門家は子どものために、お母さんのやり方や家族のあり方を変える必要があると判断したのかもしれません。

しかし、

  • お母さんの疲弊している心には、役にたつアドバイスも自分を責める刃に見えることがあること

を忘れてしまっています。

 

 

 いずれにしろお母さん自身を大切にしないと、お母さんが子どもを大切にする心の余裕やエネルギーは出てこないのです。

 

まずお母さんを精神的に支え、愛情をもって子どもに関わるための心の安定と力を取り戻してもらうことが先決なのです。

 

お母さんの気持ちを受け入れ、存在を認めること

 

まずこんな風に関わることから始めてみてください。

 

相談してくれたこと、話してくれたことに感謝する

 

ex.「辛いところ、よく相談に来てくださいました。」

  「よく話してくださいましたね。」

 

心身の健康を気づかう

 

ex.「ご心労が続いていると思いますが、お身体は大丈夫ですか。」

  「睡眠や食事はとれていますか。」


話をよく聴く

 

ex.「悩んでおられることを聴かせてください。」

  「もっとも困っていることはどんなことですか。」

不安や辛い気持ちを理解し、共感を示す

 

ex.「本当に不安でご心配でしょう。」

  「お母さんの責任のように言われて辛かったですね。」

 

お母さんであることそのものを認める

 

ex.「ここまでの子育て大変でしたね。」

  「お子さんに対する深い愛情を感じます。」

 

 

いかがでしょうか。

これだけでもお母さんの心はだいぶ楽になると思います。

 

どうかお母さんを大切にしてあげてください。

 


※子育てを主に担っているのが母親であることが多いので、ここではお母さんの例で説明しました。しかし、子どもを一番近くで世話をしている人であれば、お父さんでも、おばあちゃんでも、外部の専門家でも同様のことがいえます。

 


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被災者の喪(悲哀)の仕事を邪魔する3つの誤った思い込み

喪の仕事

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーの

MOMO高橋澄子です。

大切なものを失った喪失感をうめる喪(悲哀)の仕事

 

の記事では、東日本大震災の被災者が喪の仕事(mourning work)を進めていく渦中にあることを知りました。

悲嘆の仕事(grief work)とも言われます。

今日は、被災者の喪の仕事を邪魔する、誤った思い込みや考え方を知っておきたいと思います。

 

喪の仕事を阻害する誤った思い込み

 

喪失の悲しみに浸るより、早く悲しみから脱して前向きになる方がよい

深い悲しみにくれている人を見ると、ついつい

「悲しいのは分かるけれど、元気を出して!」とか、

「辛いのは分かるけれど、明るく振る舞っていれば元気が出てくるから、がんばって前を向こうよ。

と励ましてしまうことはありませんか。

しかし、喪(悲嘆)の仕事で最も大切なのは「失った辛さや悲しみの感情を経験し尽くすこと」なのです。

善意からの励ましの言葉も、相手によっては「この人の前では安心して悲しめない。」「悲しむことは良くないことなのか。」というメッセージとして伝わります。

 

そして、喪失の辛さや悲しみから目をそむけるようになり、喪の仕事が滞ってしまうのです。

 

 

涙を見せるのは、弱い人間のすることだ

誰でも深い喪失を経験すると、辛さ悲しさのあまり涙が溢れてくるのは、とても自然なことです。

でも、涙を見せることは、悲しい感情を抑えきれない弱い人間である」という価値観や考えが泣くことをためらわせます。

 

泣いている自分に羞恥心や嫌悪感を感じ、号泣して感情を発散させることができません。

 

人前で感情的になることが良しとされない雰囲気の中では、喪の仕事は進まず喪失感を癒すことが難しくなります。

 

 

喪の仕事の目的は喪失の悲しみをケアすることで、失った事実や失った対象への愛着を忘れることではない

喪の仕事を進めていくと

・失った人を惜しむ気持ちが薄れてしまうのではないか
・愛していた人やものも、愛していたことも忘れてしまうのではないか

と恐れ、悲しみの渦中にとどまっていたいと思う方が居ます。

でも、それは大きな誤解です。

喪(悲哀)の仕事を通じて、辛さ、怒り、悲しみなどの感情に巻き込まれなくなり、安らかな気持ちで静かに悲しみ愛しむことができるようになるのです。

 

 

震災後からずっと、「前を向いて」「笑顔で」「明るく」「がんばろう」と被災者を励ます言葉が目立つのがとても気になっています。


私たちは、大切な人やものを失った方々が、辛さや悲しみと向き合うこと涙を流して思う存分泣くことを、心から認め静かに応援しませんか。


安心して涙を流すことを邪魔をしないようにそっと見守っていきましょう。

参考文献:古宮昇「心理療法入門」創元社

 

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大切なものを失った喪失感をうめる喪(悲哀)の仕事

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーMOMO高橋澄子です。

 

3月11日は東日本大震災から1年目でした。

大震災で被災者のみなさんは、


・家族や友人・知人などの大切な人たち
・自分の家やそこで営まれていた生活
・衣服、所持品、思い出の品
・震災の影響で、続けられなくなった仕事や役割
・慣れ親しんだ建物や町並み


などの多くの大切なものを失なう経験(喪失体験)をされています。

誰でも大切なものを失うことは大変辛いことです。
人は愛着を持っていた対象を失った辛さから、一時的に外の世界への興味を失い悲嘆に暮れ失ったものへの追想に没頭します。

 

そして様々なプロセスをへて、徐々に失った現実を受け入れ、悲嘆の世界から抜け出していくのです。

喪失体験を受け入れていくこの心理的な過程を、S.フロイトは喪(悲嘆)の仕事と呼びました。

愛着理論で知られる精神分析学者ボウルビィは喪(悲嘆)の仕事4段階に分けて説明しています。

1.無感覚・感覚の危機の段階:

 

喪失を知ってから数時間~1週間ほど続くとされる無感覚の時期(急性ストレス反応の一種)。


激しい衝撃に呆然とし、失ったことを事実として受け止められない。信じられない。この状態が、苦悩や怒りの爆発を引き起こすこともある。急性のストレス反応を起こします。

2.思慕と探求・怒りと否認の段階:

 

喪失を事実と受け止め始めることで強い思慕の情に駆られ深い悲嘆が始まります。喪失を受け止め始めたとしても、まだ強い愛着が続いて居る段階です。

 

まだ存在していると錯覚して探し求めたり、実在する対象に対する行動を行ったりする、喪失の事実を否認する行動が見られます。

 

強い愛着と否認の間でフラストレーションが高まり、怒りに転じることもあります。

3.断念・絶望の段階:

 

愛着をもっていた対象の喪失を現実のものと受け入れ、愛着を断念します。

 

対象に愛着を持つことで支えられていた心のあり方や生き方が意味をなさなくなるため、絶望や失意といった感情に支配されます。

4.離脱・再建の段階:

 

失った対象に対してだんだんと穏やかで肯定的な感情(思い出)が生まれ、場合によっては新しい愛着の対象が生まれます。

 

新しい人間関係や環境の中で、心と社会の中での自らの役割を、再建しようとする努力が始まります。

 

 

被災者の心理状態は、このプロセスのどこかにあります。

 

喪(悲嘆)の仕事の4つの段階を1つ1つクリアしていけば、悲嘆から回復することができます。

 

しかし、各段階は重なり合い、からみあって進行していきます。

また喪失感の大きさや個人の背景などによって、進み方や要する時間には大きな差があります。

 

ですから今のタイミングで、喪失を受け入れ明日を考える方がいらっしゃる一方で、まだまだ悲嘆から抜け出せない方もがいて当然なのです。

 

本来、人間には喪(悲嘆)の仕事をこなせる力があります。しかし、喪(悲嘆)の仕事がどこかの段階で停滞してしまうと、悲嘆が病的なものへと変化し心の病を引き起こす恐れがあります。

ですので悲嘆が長期間にわたり深刻な状態が続くようでしたら、ぜひとも心理的な支援を受けてください。

 

喪(悲嘆)の仕事の心理的支援はグリーフ(悲嘆)・ケアと呼ばれています。

欧米では、グリーフ・ケアの専門家としてグリーフ・カウンセラーがいます。

 

日本では、グリーフ・カウンセラーと名乗っている方はまだ少ないので、心理カウンセラーやセラピスト(心理療法家)を頼ってください。

 

深刻な状態でないときには、喪(悲哀)の仕事の心理的なプロセスをスムーズに進めるために、自分でグリーフ・ケアを行う、友人や知人に手助けを頼むことが役に立ちます。

 

専門家ではなくともできるグリーフ・ケアのポイントは、別の記事でご紹介します。



参考文献:小此木啓吾「対象喪失」中公新書

     ロバート・A・ニーメヤ-「大切なものを失ったあなたに」春秋社

 

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精神的に追い込まれたときに「お風呂」が効いた

精神的に追い込まれたときお風呂が効いた

こんにちは、コーチ&カウンセラー&コンサルタントの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

誰でも心が疲れたり、精神的に追い込まれたことがあるのではないでしょうか。

 

私も仕事のことプライベートのことで、精神的に疲れてしまうことがありました。

特に30代半ば、家族が壊れてしまったときには、大きなダメージを受けました。

 

そんなときに、私の強い味方だったのが「お風呂(!)」です。

 

仕事をしているときは苦しい思いを忘れていられます。

でも、一人のプライベートの時間は、頭の中を辛い出来事が駆け巡り、ずっと苦しい気持ちが続きます。

 

身体が辛い感情に支配されていて、どうにもなりません。

いっそ寝てしまおうと思うのですが、脳は妙に興奮していて目がさえる一方です。

 

身の置き場のないそんなとき、私は「お風呂」に入ることにしていました。

自宅のバスタブにお湯をはり、とりあえず肩までつかるのです。

 

すると、辛さで固まっていた身体が少しずつ感覚を取り戻し、徐々に気持ちよさが感じられるようになってきます。

 

そしてお湯に浸っている皮膚の感覚がクリアになっていき、「気持ちい~い」感覚に満たされます。

 

ここまでくればしめたものです。久しぶりに感じた心地よい感覚に身を任せましょう。

そして実際に「気持ちい~い!!」と口に出してください。

言葉にすることで、身体も心もさらにほぐれ、「自分は今心地良いんだ」と改めて脳に信号を送ることができるのです。

 

私は一番辛い時期、一日に数回も「お風呂」に入って、辛い感情から離れる時間をもっていました。「気持ちい~い」と感じるときだけ、「生きていてよかった」「辛いことはあるけど、がんばっていけるかも」と思えたのです。

 

工夫する余裕があるときには、

  • 入浴剤を複数用意していて選ぶ
  • お気に入りの音楽を聴く
  • お風呂の雑貨で楽しみ(ex.お風呂用の枕、浮かべて遊ぶアヒル)

など楽しさやユーモアを取り入れると、良いかもしれません。

 

そして「お風呂に入れば大丈夫。気持ちよくなれるから」と、自分に暗示をかけることも大切です。辛い時期が続くとき、一時的にでも離れられる方法をもっていると思えることが、心の支えになりますよ。

 

その後臨床心理学を学んでいくうちに、サイコセラピー(心理療法)の中には、心の問題に、身体の方から働きかけていくやり方があることを知りました。

 

皮膚の感覚や身体の感覚を使って、感情や思考を変えていくことを目指すそうです。

 

振り返って考えてみると、私の「お風呂」も身体の感覚を使って、心の不安を消していたのだと思います。

 

※これは私の経験です。参考にするときには自分の状況に合わせて自分で判断してくださいね。

 


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からだ  |  2012年3月

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社会人が日本で学べる米国の臨床心理大学院

こんにちは、MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

職場や家庭、教育や医療・介護の現場での心理面の問題について関心が高まっていますね。

 

社会の関心の高まりにともなって、心理カウンセラーやセラピストなどの心理援助職になるべく、臨床心理大学院に通おうと思われる社会人も増えているようです。

 

ところが日本の大学院は全日制2年間のところがほとんどで、働きながら学ぼうとする社会人には負担が大きく難しいのではないでしょうか。

 

そこで、メンタルヘルス分野でキャリアを伸ばしたいと考えておられる方のために、私も通っていた社会人の通える臨床心理大学院をご紹介したいと思います。

臨床心理学とは、「個人を深く理解することをベースとして、ストレスや葛藤を抱えている人の悩みを解決したり、心に傷を抱えて生きている人の援助をするために必要な理論や技法を研究する心理学」※1です。

 

 

アライアント国際大学カリフォルニア臨床心理大学院という、1950年代に米国で最初に設立されたカリフォルニアの伝統のある大学院が、2002年に東京サテライトキャンパスを開校しました。

 

東京サテライトキャンパスの修士課程で行う内容は、インターネットのオンライン授業、東京でのスクーリング(1回/月 2日間程度)、臨床実習と修士論文で、スムーズに行くと3年間で卒業できます。

 

本国アメリカのアライアント/CSPP臨床心理大学院では、

 

  • 共感して相手の話をきく(傾聴)の重要性に注目し、セラピーやカウンセリング、コーチングなどのコミュニケーションによる対人支援技術の基盤を作ったカール・ロジャーズ

 

  • ナチスドイツによる強制収容所での捕虜体験(『夜と霧』みすず書房が有名}から、「どんなときにも人生には意味がある」という実存性心理学を打ち立てたヴィクター・フランクル

 

  • 欲求の5段階説を唱え、生理的欲求からより高次の欲求(自己承認や自己実現)を求めるようになると主張し、動機付けと学習理論に大きな影響を与えたアブラハム・マズロー

などが教鞭をとっていたそうです。

 

少し心理学を知っている方なら一度は耳にしたことのある、ビックネームばかりで驚きですね。

 

 

 日本プログラムでは、日本の臨床サービス、ヒューマンサービスの改善・向上を目指している方を対象としているため、

  • セラピスト(心理療法家)希望者の他に、
  • ヒューマン・サービスの担い手である医療関係者、福祉関係者、教師
  • 職場のメンタルヘルスに関心を持つビジネスパーソン
  • 子育てと家庭環境に活かそうと考える主婦

など様々な背景を持つ方々が、学生として勉強しています。

 

 

卒業すると米国の臨床心理学修士号(MA)を取得できますが、日本の臨床心理士資格取得には、卒業後2年間の実務経験と臨床心理士試験合格が必要となりますのでご注意ください。

 

2012年の9月入学生を募集中ですので、ご興味のある方はアライアント/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパスをご覧下さい。


参考文献: ※1 斎藤勇著「図説心理学入門」誠信書房

 


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