MOMO高橋澄子の「人を想う」ブログ

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株式会社MOMO(モモ)代表高橋澄子の

「人を想うブログ」です。

 

人がいきいきと暮らし、チームと組織がいきいきと活動できることを願いながら、参考になりそうな話題を

書いています。

 

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たまには一言一句丸ごとメモしてみませんか

一言一句丸ごとメモする

 

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

普段、会議やミーティングでメモをとることが多いと思います。そんなとき、どんな風にメモをとっているでしょうか。

 

今日は、皆さんのメモの取り方を見て感じたことをお話します。

 

よく見るメモの取り方

 先日あるミーティングに参加していたときのことです。

気がつくとせっせとペンを走らせ、休みなくメモしているのは私一人。

 

他の参加者は、自分にとって意味ある情報が出てきたときだけ、その情報をささっと書き留めている様子です。

 

「自分が大切だと思う要点を書き留める」のが多くの人のメモの取り方ではないでしょうか。

 

でもコンサルタントとして、詳細なメモを取ることに慣れてしまうと、要点だけのメモから大切なものが抜け落ちていると感じることが多いのです。

 

丸ごとメモから得られるもの

  自分に役立つ情報をささっとメモするのは、楽で効率的な方法に見えるかもしれません。

 

しかし、その場で何が大切な情報で、何がいらない情報なのか、自分のフィルターで勝手に判断するのはリスクを伴います。

 

そのときは理解できなかったために大切だと思わなかった内容が後になって必要になったり、重要な意味をもつことがあるからです。

 

詳細な記録がなければ、そんな内容があったことを思い出すことも、気づくこともなく通り過ぎてしまうでしょう。

 

また、記録するのは発言の内容だけではありません。

誰がどの順番で発言したのか、それに対して誰がどんな反応をしたのかもわかるようにメモしておくのです。

 

すると、参加者一人一人の意見や価値観、思いの違いが明らかになり、1対1で話す機会が少なくとも、個人個人を理解することができるのです。

 

時間やお金を投資した講演会やセミナーなどは、丸ごとメモすることで、そこで得られる情報を漏らさず持って帰ることができます。

 

丸ごとメモするためには

ポイントは、発言者とその内容の一語一句全てをメモすること。

 

しかし最初から全てを記録できる人はほとんどいません。

 

誰もが、自分に興味のあること、自分に関係があること、を選んで聴くクセがついています。

 

反対に自分の興味がないこと、関係が薄いと思われることは、相当意識しないと聴き取れません。

 

内容を丸ごとメモするためには、全ての参加者の様子と発言均等に関心を向け、ずっと集中を切らさずひたすらに記録し続けてください。

 

慣れない間は1~2時間で神経がヘトヘトに疲れますが、慣れてくると、自然に耳と手が連動し苦もなく詳細にメモがとれるようになります。

 

その場の情報を貪欲に自分のものにするために、たまには丸ごとメモに挑戦してみませんか。

 


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大人が積極的に学ぶようになった理由とは

 こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

 最近、仕事や家庭生活の合間をぬって、大人が学ぶ姿を目にするようになりました。

 

私自身も、教える立場であると同時に、講演会やワークショップに積極的に参加しています。

そこで今日は「なぜ大人は学ぶのか」その理由について考えます。
 

自ら学習しようと思う理由

1.人材としての価値を高め、昇進・昇格や転職などのキャリアアップを目指したい。

 新入社員として入った会社で退職まで勤められる保証がなくなった今、若いときから他社にいっても通用する能力(エンプロイヤビリティ)を身につけたいと考える人が多くなっています。

 

▶▶用語解説:エンプロイヤビリティ

 

そこで、知識やスキルの幅を広げ専門性を高めるために、外部のセミナー・研修への参加、資格取得、大学・大学院への進学などが活発に行われています。
 

2.後半生の充実を目指し、今までできなかった勉強や興味のあることに挑戦したい。

平均寿命が伸び、仕事や子育ての役割を終えた後、長い時間が残るようになりました。

 

そこで退屈な老後に陥らないように、趣味の教室への参加、資格の取得、生涯学習講座の受講などが盛んになっています。

 

企業・組織が社員に学習を望む理由

1.ベテランの智慧や技能を、若手社員に伝承したい。

 団塊の世代が大量に退職していく中で、ベテランの知恵や技能が失われようとしています。

 

危機感をもった企業は、ベテラン社員が退職する前に、仕事を通じて直接若手に指導するとともに、積極的に伝授する場として社内大学を設置し、ベテラン社員を講師として実践的な研修を行っています。

 

2.市場環境、技術動向のスピード変化に対応すべく、社員の知識・スキルのレベルアップを図りたい。

 市場環境、技術動向の変化スピードは目を見張るものがあります。

 

こうした環境の中で仕事をしていくためには、変化に対応する新しい知識やスキルをキャッチアップしなければなりません。そこで、社内外の研修・セミナーの受講が奨励されています。

 

3.将来の経営幹部、次世代リーダーの育成を図りたい。

 競争がグローバル化し、急激なスピードで事業環境が変化する現在、経営の舵取りはますます難しいものとなっています。


経営陣の戦略判断の間違いで、あっと間に会社が倒産してしまう時代になりました。

 

こうした時代を乗り越えられる戦略的な経営者を養成するには、早期から特別の訓練が必要だと考えられています。

 

そこで経営大学院へ派遣したり、他社の幹部候補生と競い合う外部の養成プログラムに参加させたり、外部から専門家を招き自社内で次世代リーダー養成プログラムを立ち上げるなどの試みがされています。

 

学習を加えた人生設計を

 

 社会や経済の状況を反映して、大人は学習に励むようになっています。

社会や経済の変化が続く限りこの傾向は続きそうです。

 

仕事と家庭にのワーク・ライフ・バランスをとることさえ難しいと嘆いているあなた、今後は学習を加えた、ワーク・ライフ・スタディのバランスを考える必要がありそうですよ。

 


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相手を理解する4つ方法と共感の力

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

私は毎日新しい人に出会うのが仕事ですが、お会いする目的や求められる役割によって、相手の方の理解の仕方が自然に違ってきます。

 

というのは、相手を理解する方法には4種類あるのです。

あなたはどんな風に使い分けているでしょうか。

判断的理解

相手のことを判断し理解する方法には2つあります。

1.分析的理解

 

最初に出会ったときには、名刺を交換したり、お互いに名前や住所を尋ねながら、その人の背景について理解しようとするのが一般的でしょう。

 

こうした理解の仕方を「分析的理解」といいます。

 

誰でも初対面ではこの方法を使って「前に近くに行ったことがある」とか「共通の趣味がある」とか、相手に近づいた気になれる話題を探して、親しくなろうとします。

 

しかし相手への理解は、表面的なものにとどまります。

 

2.評価的理解

 

相手の人を

良い人/悪い人優しい人/恐い人温かい人/冷たい人などのような評価を加えて理解する方法を「評価的理解」と呼びます。

 

私たちは、相手が自分の望む好ましい評価の相手に近づこうとし、逆の場合には相手との距離を縮めようとしません。

 

評価的に理解すると、相手をわかったような気になりますが、必ずしも相手の真実の姿を理解している訳ではありません。

 

分析的理解評価的理解は、相手を表面的に理解する方法です。

そこで、さらに深く理解するためには、相手の内面に触れることが必要となります。

 

同情的理解

相手の内面に触れると、こちら側の感情も動かされます。

 

同僚が仕事に失敗した話をきいたとき、「かわいそう」「気の毒だ」と上から下に見下ろす感覚で理解するのが、「同情的理解」です。

 

自分は失敗をしていないことを前提にして、失敗した同僚のことを「かわいそう」「気の毒に」と哀れむのです。

 

同情的理解を示されると、相手は「自分は同情される立場なのか」と無意識に感じ、「大変なことをしてしまったんだ」とさらに落ちこむ可能性があります。

 

共感的理解

感情が働くのは同じですが、相手と対等な立場であたかも相手の身になって同じように感じてわかろうとするのが、「共感的理解」です。

 

仕事に失敗した同僚に対して「しまったと思っただろう」「努力が実らずくやしいな」と、自分がその立場だったらどういう気持ちになるかを想像し、相手の気持ちを共有するのです。

 

共感的理解のもつ力

善意から、

「私も以前同じような失敗をしたよ(分析)」

となぐさめ、

「この失敗はきっと次の成功につながるさ(評価)」

と励ましてしまいがちです。

 

しかしこのタイミングで励ますことは、落ち込んでいる同僚の気持ちに理解を示すどころか、離れていってしまう結果になります。

 

人が「自分を理解してくれた」と最も感じるのは、共感的に理解し、自分の感情に寄り添ってくれることです。

 

「分析」「評価「同情」「共感」の4つの理解方法は、どれも毎日の中で必要なものですが、人間同士が深く理解し居心地の良い人間関係をきずくためには「共感的理解」を示し合う必要があります。

 

特に、個人の悩みや不安の解消、心の問題の解決には、共感的に理解してくれる相手の存在が大きな役割を果たします。

 

また、職場や家庭を上手に運営するためには、メンバー全員がお互いを共感的に理解しようとする姿勢が大切です。

 

あなたはどのくらい共感的理解を示しているでしょうか。

 


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自分の魅力を探そう!~若いあなたに贈る言葉(2)

自分の魅力を探そう!
MOMO(モモ)高橋澄子の言葉

 

 こんにちは、MOMO(モモ)高橋澄子です。

若いあなたへ言葉のプレゼントをお届けします。


 

 いっしょうけんめいやっていても、自信がもてない。

 

自分がつまらないヤツに思えて、すぐ落ち込んでしまう。

 

そんなときには、

 

 

 

自分の魅力を探そう!

 

 さあ思いだしてみて。

 

いっしょうけんめいできたこと、時間をわすれて夢中になれたこと、じぶんらしくできたこと、「やった~!」と思えたこと…

 

ほめられたこと、感謝されたこと、感心されたこと、だれかの役に立ったこと…

 

こどものころから今までに、

 

 自分を幸せにできたこと

 

 周りの人を幸せな気分にできたこと

 

きっとたくさんあったはず。

 

あなたの魅力はその中に隠れてキラキラ輝いている。

 

見つけてあなたの力にしよう。きっと助けてくれるから。

 


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組織って何だ?を解説すると…。

組織とは何かを考える

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

 あなたは組織という言葉から何を想像しますか。

 

 「あなたの会社はいい組織ですね」「○○社の組織は問題だなあ」などと日常的に使われることが多い言葉ですが、そもそも「組織と何か?」と問われると、説明しにく言葉ではないでしょうか。

 

そこで今日は「組織とは何か?」について考えてみます。

 

組織と他の集団との違い

組織は、人の集まり(集団)の1つです。

 

人の集まりといえば、友達同士のグループも集団ですし、街の群衆も集団ですが、組織とは呼びません。

 

集団のメンバー全員が協力して達成しようとする明確な目標がある

 

とき、その集団は組織と呼ぶことができます。

 

 企業、官公庁、教育機関、NPO団体などは、設立の目的と組織の目標を掲げ、所属するメンバーが目標達成を目指して活動する集団なので、組織と呼ばれるのです。

 

ヨコ(水平)方向の分業とは

 

組織目標の達成には、さまざまな仕事が必要です。

 

メーカーを例にとると、

・商品の企画・開発、設計、原材料の調達、生産、物流、販売、アフターサービス

に加えて、

・経理、財務、総務、人事、経営企画

などの仕事が必要です。

 

こうした仕事を遂行するのに、メンバー個人個人がバラバラに活動することは非効率的で、混乱を招くでしょう。

 

そこで組織では分業が行われます。

 

 限られたメンバーで、ムダなくモレなく仕事をしていくために、仕事を区分し、それぞれの仕事に責任をもつ担当者を決めて、ヨコ(水平)方向の分業を行うのです。

 

ヨコ(水平)方向の分業のプラス面・マイナス面

 

 ヨコ(水平)方向の分業によって、各担当は自分たちの仕事に集中し、効率的に目標達成が図れるようになりました。

 

ところがここで別の問題が生じます。

 

組織は、個性も価値観も違う人たちの集まりなので、当然意見の相違があります。

 

加えて、ヨコ(水平)方向の分業のマイナス面として

 

・担当する仕事ごとに仕事の進め方や考え方が違ってくる

・利害が対立したり、見解の相違が生じやすい

 

ことがあげられます。

 

このため組織では、意見の衝突対人葛藤(人間関係の緊張状態)が頻繁に起こり、目標達成を妨げます。

 

 そこでヨコ(水平)方向の分業を補完するものとして、タテ(垂直)方向の分業が行われます。

 

タテ(垂直)方向の分業とは

 

 タテ(垂直)方向の分業とは、

 

・組織の中でのメンバー間の上下関係や位置づけを決め、

 

・位置づけに応じた意思決定の権限を与えることで、

 

・意見や葛藤状況の調整を図り、メンバー全員の考えをひとつにまと

めるリーダーシップを発揮する

 

分業です。

 

タテ(垂直)方向の分業とは、ヨコ(水平)方向の分業で別々に行われている各分野の仕事を、統合する役割といえます。

 

 たとえば、販売と開発の担当者間で意見の衝突が生じ、膠着状態におちいったとき、それぞれの上司である課長間で利害を調整したり、意見の統一を図り、対立を解消するなどの対策がとられます。

 

 

同時に、このタテ(垂直)方向の分業は、

 

・経営トップからのメッセージ(経営方針や目標)をメンバーに伝え

・メンバーからの情報を吸い上げ経営トップの伝達する

 

上下のコミュニケーションをつなぐ媒体の役割も果たしています。

 

まとめ「組織とは」

組織とは、

 

1.明確な目標をもっている

2.目標を効率的に達成するためにヨコ(水平)方向の分業を

  行っている

3.同時に、タテ(垂直)方向の分も行い、全体の統合を

  図っている

 

集団である。

 したがって、1の目標が不明確だったり、2~3が分業の目的どおり機能していないと、組織としてうまく機能していないと考えられます。

 

 

参考文献:山口裕幸・金井篤子編「産業・組織心理学」ミネルヴァ書房

 


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コーチング心理学の研究を始めます。

 こんにちは、コーチ・カウンセラー・コンサルタントの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

コーチングは、個人の潜在能力を最大限に活用して組織を活性化するコミュニケーションとして、日本でもだいぶ普及してきました。

 

その一方で、コーチングの学術的研究はまだ始まったばかりです。

 

タイミングよく、コーチングを心理学の立場から研究するゼミに参加することができましたので、ちょっとご報告させてください。

 

コーチング心理学を研究するゼミとは

参加するのは、コーチング心理学研究室の堀 正先生のゼミ。

 

堀先生は心理学者で、群馬大学 社会情報学部 情報行動学科 教授でいらっしゃいます。

 

最近は、コーチング心理学を研究のテーマとして、コーチング心理学研究会(日本心理学会認定)の代表、コーチング心理学ハンドブック(金子書房)の監訳をなさっています。

 

心理学はもとより、コミュニケーション論、対人関係論、語学(英語、ドイツ語、フランス語)にも造詣が深く、本当に幅広い専門知識をもたれている先生です。

 

にも関わらず、自分のことを「ほりじぃ」と呼んでくれとおっしゃるお茶目な方でもあります(上の写真の中のイラストがほりじぃです)。

 

今回のゼミは、プロ・コーチ向けのサイトを運営してくださっている株式会社コーチング・バンク原口さんのご尽力で、東京でコーチ向に主催されるものです。

 

オリエンテーションの後は、参加者の発表とディスカッションで学んでいきます。

研究・発表のテーマは自由なので、さてどんな話題が出るか楽しみです。

来年の4月までの長丁場、がんばりたいと思います。

 


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白石明子さんのブログで「ケイコとマナブ」記事をご紹介いただきました!

白石明子~福岡大分全国へ。接客マナーとリーダー研修、コーチングにフル回転中!

こんにちは、コーチ・カウンセラー・コンサルタントのMOMO高橋澄子です。

 

先日、取材を受けた雑誌記事の内容をご紹介しました。

「ケイコとマナブ」でキャリアと人生を語る(記事要約)

 

 コーチ養成機関で心と技術を磨き合った(株)ヒューマンコミュニケーション研究所代表白石明子さんが、早速ブログで感想を書いてくださいましたので、ご紹介します。

 

【MOMO代表高橋澄子さん】が、ケイコとマナブで転機「時間を信じろ!」メッセージ

明子さんからこんな素敵な言葉をいただきました。

・澄子さんは、27~33歳の転機の女性に向けて、熱く優しく

 メッセージを送っています。

 

・(転機を)乗り越えた澄子さんのリアルな人生とともに、

 包み込むような優しい笑顔で語ってくれます。

 

・インパクトは自筆の「時間を信じろ!」

 

 ちょど福岡で実施されていた「再就職セミナー」の受講生の皆さんと一緒に記事を読んでいただいて、まさに転機と決断に最中にある皆さんを勇気づけられたとのことです。

 

***

 

明子さん、心の温まる感想をありがとうございました。

 

 自分のことを語るのに全く抵抗が無かった訳ではないけれど、受講生の皆さんのように「一生お目にかかることのない誰かの役に立てれば」との思いが強かったので、本当にうれしいメッセージでした。

 

***

白石明子さんのブログ: "おしゃべりカフェ"

 http://amba.to/KOxeLj

 

株式会社ヒューマンコミュニケーション研究所のホームページ: http://www.humancommunication.jp/

 

ヒューコミのお友達紹介「ひとリンク」にも登場しています。

 

株式会社MOMO(モモ)代表高橋澄子さん

もぜひご覧ください。

 

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悩むあなたをストレスから守る身近な人からのサポート

 こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

仕事をしていると、「納期に間に合わない」「失敗してしまった」「職場の人間関係がうまくいかない」など悩みストレスを感じることが多いですね。

 

こんなとき、親身になって話をきいてもらったり、アドバイスしてもらったり、励ましてもらったことで助かった経験はありませんか。

 

今日は、こんな周囲の人たちからのサポートについて考えます。

 

あなたを助ける周囲のサポートとは

 悩みや問題を抱えストレスを感じるとき、あなたに向けられる他人からの有形・無形の助けを、ソーシャル・サポート(社会的支援)と呼びます。

 

ソーシャル・サポートには、情緒面、情報面、手段面、評価的の4種類があります。

では1つずつ見ていきましょう。

 

情緒面のサポートとは

悩んだり問題を抱えているとき、誰もが落ち込み、元気を

なくしているものです。

 

そこで、沈んでいる心を温め、エネルギーと安定した精神状態を取り戻すための、情緒面のサポートが役に立ちます。

 

具体的には、

笑顔で対応してもらう、声をかけてもらう、

じっくり話を聴いてもらう(傾聴してもらう)、

慰めの言葉をかけてもらう、励ましてもらう、

温かく見守ってもらう etc.

情報面をサポートする

ストレスの原因となっている悩みや問題を解決するには、あなたが知らない情報が必要となることが多いでしょう。

 

そこで情報を提供してもらい、問題解決を間接的に手伝ってもらう

情報面のサポートが役に立ちます。

具体的には、

 解決に必要な知識の提供を受ける、アドバイスをもらう、

指導・教育を受ける、専門家の紹介を受ける etc.

具体策やツール面からサポートする

あなたが問題を解決するために直接必要となるツールや方法を提供してもらったり、解決を直接手伝ってくれる手段面のサポートもありがたいですね。

たとえば、

 資金の援助を受ける、ツールや設備を貸してもらう

効率化するための対策を実施する

共同して処理を行う etc.

評価面からサポートする

悩みや問題が解決しないことで、あなたは「自分はダメだ。」と自己評価を下げ、自信を失っているかもしれません。

 

そこで、客観的な視点から、あなたの努力や成果を適切に評価してもらうことで、自分に対する自信を取り戻す評価的サポートも欲しいところです。

具体的には、

努力を評価される、ほめされる、

成果のフィードバックを受ける、 適切な人事考課をしてもらう etc.

ソーシャル・サポートがあなたを守る

 職場の上司や仲間、プライベートの家族や友人・知人、地域の人など多くの人たちから、多種類のソーシャル・サポートを受けている人は、悩みや問題があっても強いストレスを感じることなく、元気で上手に解決していけるといわれています。

 

ソーシャル・サポートはあなたの心身の健康を守る大切なものです。

 

常日頃から、できるだけ様々な人とつながり、相互にサポートし合える関係をつくっておけると安心ですね。

 


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「ケイコとマナブ」でキャリアと人生を語る(記事要約)

 こんにちは、コーチ・カウンセラー・コンサルタントのMOMO高橋澄子です。

 

 リクルート社のスクール情報誌「ケイコとマナブ」7月号(2012年)で、ビジネス・ウーマンの先輩として取り上げられました。

キャリアと人生について率直に語りましたので、このブログでも紹介させてください。

 

記事のテーマは「転機を乗り越えるということ」

「ケイコとマナブ」の読者層の中心は、20代後半~30代前半の女性。

「このままではいけない」「でもどうしたら良いかわからない」と悩み、スクールに通ったり、資格取得を考えている女性たちです。

 

キャリアと人生の3大転機を乗り越えた先輩として、同世代の女性2人と共に特集記事に登場させていただきました。

 

内容は、

・私の3大転機と決断

・後輩へのアドバイス

・転機を乗り越えるヒント

です。以下に要約してご紹介します。

 

転機1「激務に倒れ、アルバイト生活に逆戻り」

夢の広告業界で、念願のグラフィック・デザイナーになりました。

広告業界もバブルの恩恵を受け、一番活気のある時代でした。

 

喜び勇んで入ってみれば、15~20時間労働がザラの職場。

みんなどこかしら身体を壊していました。

 

こなし切れない仕事量、1年に満たない時期に責任ある仕事を任され、ストレスで何度も倒れ、改善を要望しても何も変わらないマネジメントにあきれはて、4年で退職を決断しました。

 

夢破れ元気なくアルバイトを続けていた私に、主婦のパートさんから

「あなたにはまだ可能性があるのよ。」

「私たちの分まで挑戦して欲しい。」

と励まされ、失いかけていた仕事へのモチベーションを取り戻すことができました。

 

今でもそのときの皆さんには、心から感謝しています。

 

転機2「退職を勧められたり、昇進の道を閉ざされたり」

マーケティングの最後で登場する「広告」では解決できない問題を、上流工程の「商品企画・開発段階」から何とかしたいと、コンサルタントに転職しました。

 

男女雇用機会均等法の前の時代でした。

今では、パワハラ、セクハラと呼ばれNGを出されるであろう言動が、多くの職場で当たり前にように行われていました。

 

「仕事ぶり」でもなく「業績」でもなく、「女性だから」という理由で評価されるともうお手上げで、何人もの先輩女性が職場を去って行きました。

 

ただ当時の状況では、他の会社に転職しても、また同じ扱いを受ける可能性も高かったのです。

だとしたら、昇進が同期の男性より数年遅れても、ここで一人前のコンサルタントだと認められることが、「女性だから」の壁を破る早道だと、とどまる決意をしたのです。

 

結局、数年後同期のトップと並んで会社初の女性コンサルタントとなることができました。

後輩に道を開くことができたことが、小さな誇りです。

 

転機3「離婚が著しく困難で、心身ともにボロボロに」

 コンサルタントの仕事の中で、働く人たちの心の寄り添うコーチングやカウンセリングの重要性を感じていました。

 

ちょうどそんなとき、自らもカウンセラーに苦境を救われ、コーチに励まされて元気を取り戻す経験をしました。

 

大切さを実感することで、本格的に勉強しようと決意し、プロフェッショナル・コーチと産業カウンセラーの資格を取得し、臨床心理大学院に通いました。

 

こうした経験や学びから、困っている人や元気になくしている人や企業の役に立ちたいと(株)MOMOを起業することになりました。

 

コーチとして後輩へアドバイスするとしたら…

「自分を俯瞰して見つめる

もう一人の自分を転機の味方につけましょう」

  なかなか決断できない、迷っているときは、今の現状に閉じ込められ、その場から動けなくなっているのではないでしょうか。

 

 そこで、コーチングでおなじみの質問を使って、視点を変え、今の自分を俯瞰的に見るもう一人の自分を育てることをおススメしています。

質問1: 今のあなたを上空1万メートルから眺めたとしたら、あなたはどんな風に見えると思いますか?(場所を変えてみる)

 

 

質問2: 職場を辞める日のあなたは、今のあなたに何と言うと思いますか?(時間を変えてみる)

 

私も、心が折れそうになったとき、俯瞰から見つめるもう一人の私がアドバイスしてくれたり、励ましてくれたり。そうやって転機を乗り越えてきました。

 

人生はいい事ばかりじゃないし、悪い事ばかりでもない。

両方を生きていくのが人生です。

でも辛い時の方が転機になりやすい。人は追いつめられないとなかなか決断できないから。

 

そして、決断するためには、自分を信じるチカラ(自信)も必要です。

そのためには、自分の良さを知ることが大切。

友達に聞いてみたり、今まで誉められたこと、評価されたことを思い出して、自分の良さを味わい自信にしてください。

 

何度でも軌道修正できる時間はある。試行錯誤はたくさんした方がいい。やり直せる時間があるのなら、その特権をどんどん使ってくださいね。

 

転機を乗り越えるためのヒント

時間を信じろ!

今の努力が実を結び、評価されるにはタイムラグがあります。

 

その場にとどまるにしろ、新たな道を行くにしろ、時間を信じて

ちょっと待ってみてほしい。

 

今が永遠に続くわけじゃないから。時間を信じて決断してね。

 

 

出典:「ケイコとマナブ」7月号(2012年)特集記事より


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時間を信じよう!~若いあなたへ贈る言葉(1)

 

 こんにちは、MOMO(モモ)高橋澄子です。

若いあなたへ言葉のプレゼントをお届けします。


 

 いっしょうけんめい仕事をしても、なかなかうまくいかない。

 

まわりの人たちも、みとめてくれない。

 

このままではいけないと、セミナーに通い、資格をとってもなかなか思うような仕事につけない。

 

パートナーを見つけたいと、婚活にはげんでも心が動く相手に出会えない。

 

こんなとき「努力しても何もならない」と哀しくなっていませんか。

 

そんなときにこの言葉を唱えてみて。

 

 

時間を信じよう!

 努力が結果として、まわりの人たちに見えるようになるまでには、少し時間がかかるのです。

 

このタイムラグはつらいよね。

 

でもあなたのいっしょうけんめいを信じて、結果の出るちょっと先の未来を待ってみてください。

 

きっと時間が答えを出してくれるから。

 


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あなたが悩み・問題の相談にのるときに役立つ心がまえ

 

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

私の主な仕事は、個人・企業の悩みや問題の相談にのることです。

 

 相談にのるときには、いくつかポイントがあります。

このポイントをはずしてしまうと、せっかくの相談も相手の役に立つことができません。

 

そこで今日は、相談にのるときの心がまえについてお話しします。

 

残念な相談の受け方

相談にのるときの受け手の態度・姿勢

相談を受けるのは、

  • 上司と部下、先生と生徒のように相談を受ける役割にある

 

  • 親しい間柄の人から「自分の相談にのってくれる人だ」という信頼を得ている

場合のいずれかでしょう。 

 

どちらも、相手をよく知っていることが前提です。

 

しかし相手を知っているために

 

  • 「こんなことで悩んでいるのか」とがっかりする
  • 「前にも同じような相談にのったはずなのに」とイライラがつのる

心境におちいり、

 

  • 話をよく聴きもしないで「問題は○○だな」と勝手に判断し、アドバイスを始める
  • 「これが正解だ」とあなたの考えを押しつける

 

態度をとってしまうことが多いのではないでしょうか。

 

 

 残念ながら、相談者の悩みを自分の枠組みで勝手に解釈し、自分が描いたイメージに沿って解決しようとする、相手を尊重しない態度をとってしまっているのです。

 

悩みや問題の解決に、まず必要なのは

 

 相手は相談に来るとき、「自分ではどうしようもない」と自信をなくしているのが普通です。

 

その状態で、こちら側の解釈や解決方法を伝えても、

  • そうじゃないんだが、分かってもらうのは難しいか……
  • 言われていることは分かるが、自分にはムリだ
  • せっかくのアドバイスも実行できない自分はダメなヤツだ

 

とさらに落ち込ませる結果になるだけです。

 

悩みを解決できるのは相談者だけです。

 

まず必要なのは、落ち込んでいる相談者をはげまし、悩みを解決できると信じる自信とやろうとする意欲を取り戻してもらうことなのです。

 

相談をうけるときの心がまえ

 

そこで相談を受ける側には、

 

  • 悩みは、相談をしているあなただけが解決できるものだ。
  • そのためにあなたは、解決に向かう答えも、解決する力

   ももっているはずだ。 

  • しかし今、その力を 発揮できなくなっているようだ。
  • だから、私はできるかぎりあなたを手伝おうと思う。
  • 安心して一緒に取り組んでいこう。

 

という立場に立って欲しいのです。

 

 この立場に立つと、自分勝手な解釈や解決方法を押しつけることなく、相手の気持ちや考え方を尊重する態度が生まれます。

 

この尊重する態度こそが、相手の力をよみがえらせ、悩み・問題の解決に役立つもっとも重要なポイントなのです。

 

 

 何をどうアドバイスするか(何をするか:Doing)の前に、相談を受ける側の心がまえや姿勢(人としてのあり方:Being)を大切にしてくださいね。

 


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本当に言いたいことは最後の言葉に(ドアノブ効果とは)?!

ドアノブ効果
ドアノブ効果とは

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

 あなたは、大切なことを誰かに打ち明けるとき、どんな風に話を切り出しますか?

 

大切なことであるほど、なかなか口に出せないことがありませんか。

 

今日は、相手が本当に話したいことを知るコツの1つを、ご紹介したいと思います。

 

ビジネスの会話では

 

 仕事の打合せや面談の場面では、その場の目的(話すテーマ)がはっきりしているので、挨拶やちょっとした近況報告の後に、すぐその日のテーマに移ります。

特に、最近の忙しい職場環境では、単刀直入にその日のテーマを話し始めることが喜ばれます。

このように、仕事のコミュニケーションでは、どのタイミングで本題に入るか悩むことは少ないでしょう。

 

プライベートの会話では

 ところがプライベートでは、友人や知人に本題を話しにくい

ことがありませんか。

例えば

・自分の情けなさやダメなところをさらすようで、

 格好悪くて口に出しにくい

相手がどう感じるか分からない、

 ひょっとすると嫌われてしまうかもしれない

・相手を困らせてしまうかもしれない

・こんなネガティブな話を相手はききたくないだろう

こんな気持ちがあると、なかなか口に出せません。

 

でもどうしても話したくて、別れ間際にやっと口に出したが時間切れになってしまったり。

 このように、自分にとって大切だが口に出しにくい話ほど、最後になってしまうことがあります。

 

これを、カウンセリングでは「ドアノブ効果」と呼びます。

 

ドアノブ効果とは

 ドアノブ効果とは、カウンセリングが終わり、カウンセリングに来られた方(クライアント)が部屋を出て行かれるときに、ドアのノブに手をかけて何気なくおっしゃる一言の効果をさします。

この最後の言葉には

・最後まで口に出せなかっただけの理由、

 心の中に引っかかるものがある

・でも、結局は口に出さずにはいられなかった

(どうしても話したかった)

 

内容が含まれています。


 カウンセリングの場でこうした言葉が出たときには、可能であれば時間を延長し、その話をより詳しくきくことが大切だと言われています。

 

そして次の機会にこの内容を取り上げることで、その後のカウンセリング(クライアントの問題解決)が順調に進むことが多いのです。

 

ドアノブ効果を意識すると

 日常のコミュニケーションでも、このドアノブ効果は役に立ちます。

 

 相手の最後の言葉を意識することで、相手の本音や最も語りたかったことを理解しやすくなります。

そこでちょっと別れを遅らせて会話を続けたり、より深く聴くために次の約束をかわせると、相手を安心させ、相手の力になることができます。


どうか最後の一言を大切にしてくださいね。

 

 

参考文献:向後善之「人間関係のレッスン」講談社現代新書

 


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喪失と向きあう中年後期|中年期の危機(2)

中年期の危機

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

 変化に揺れ動く中年前期|中年期の危機(1)

 

では、中年の前半(40歳から定年を迎える55歳頃)に、仕事、家庭、身体などの数多くの変化に出会い、心が揺れることをお話しました。

 

では中年後期(55歳頃~64歳まで)はどうなのでしょうか。

 

中年後期に出会う変化

中年も後期になり老年に近づくと、こんな変化に出会うことになります。

 

職業上の変化

 

・職業人生の終わり

 

 企業・組織で働く人の多くは定年を迎えます。

 

 長い間つとめあげたことに、満足感を味わいます。

 

しかし、仕事に大きな価値をおいていた人ほど、仕事上の役割、目標、仲間、肩書きなどを失ったことに、大きな喪失感を感じます。

家族の構造の変化


・子供の自立と親役割の終了 

 

 進学、就職、結婚などで子どもが巣立っていきます。

 

 巣立ちを喜び安堵する一方で、言いようのない寂しさや虚しさに

 とらわれます。


夫婦関係の見直し

 

 子どもの巣立ちによって、夫婦二人きりの家庭生活に戻ります。

 

 子どもは挟んだ関係から、改めてこれからの夫婦関係をつくりなおす必要に迫られます。

 

・老親の介護と看取り

 

 老親や高齢者の深刻な病状や死に接し、自分の死を意識するようになります。

 

また老親や大切な人たちの死によって、深い喪失感を経験することが多くなります。

身体の変化(生物学的な変化)

 

・体力の衰え・老化

 

 中年前期から始まっていた目や耳などの感覚器の衰えや身体の機能の低下を一層感じるようになります。

 

また、同年代の仲間の深刻な病気を数多く耳にし、自分の健康への不安が現実味を帯びてきます。

 

心理面の変化


・喪失の受容と再生

 

 中年前期に経験する変化は、下降や衰退というネガティブな意味をもっているものがほとんどでした。

 

そこで、これまでの自分の生き方(アイデンティティ)ではもはや通用しないと感じることになりました。

 

さらに中年後期になると、職業、子どものいる生活、老親と、大切なものを次々に失っていきます。

 

そこで、この喪失を受け入れ、

 

自分自身の新しい人生をつくりあげていく

 

ことが中年期から老年期までの重要な課題として浮かび上がってきます。

 

変化と喪失の中年期は、後半生の自分の生き方を見つける挑戦の時期ともいえるのです。

 

「自分の生き方探し」は若い頃だけの悩みだと思っていた方はビックリされたかもしれませんね。

 

あまり知られていない「中年期に危機」については、別の記事でさらに掘り下げていきます。お楽しみに。

 

 

参考文献 :岡本裕子編 「中年の光と影-うつを生きる―」

      現代のエスプリ別冊至文堂

 

      京都府精神保健福祉総合センターホームページ

     「心と健康のためのサービスガイド」

 

「中年期の危機」に関する連載記事


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変化にゆれうごく中年前期|中年期の危機(1)

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

 私たちの仕事や暮らしを左右する重要なポジションのほとんどは 

中高年が占めています。

 

社会に大きな影響を与える年代ですから、心身ともに健康で

いて欲しいですよね。

 

ところが、中高年が精神的にどんな状態にあるかはあまり

知られていません。

 

中高年ときくと、なんとなく落ち着いた安定した姿を思い浮かべませんか。

しかし、実態は迷い揺れ動く危機の年代なのです。

 

このブログでも何回に分けて、中高年が出会う危機についてご紹介したいと思います。

 

中高年とは

 一般にいう中高年は、心理学ではまとめて中年期と呼ばれ、40~64歳までの25年間を指します。

 

中年期の最大の特徴は、さまざまな変化に見まわれることです。

 

経験する変化によって、前期(40~55歳頃)後期(55~64歳)

に分けて見る必要があります。

 

この記事では、まず中年前期(40~55歳頃)について見ていきます。

 

中年前期で経験するさまざまな変化

職業上の変化

 

・役割・立場の変化


 現場の担当者から、部下をもつ上司やマネジャー、プロジェクトや チームのリーダーという役割への変化があります。

 

 自分の仕事ぶりで成果を出すやり方から、部下を教え部下をつうじて成果を出すやり方へ転換を図らなければなりません。

 

・仕事上の限界の認識


 長い経験から、自分の能力やキャリアの限界をある程度予測できる

 ようになります。

 

 挫折を味わうと、もうやり直しがきかないとあきらめと失望を

 感じます。

 

 若い頃描いていた将来像と現実とのギャップに心が揺れる

こともあります。

家族の構造の変化


・親役割の減少と子どもとの関係の変化


 子どもだちは思春期に入り、親とは別の自分たちの世界を広げ、親との接し方や家庭生活のルールの変更を求めてきます。

 

  そこで、親としての役割や親子関係を柔軟に変え、子どもたちの変化に対応していかなければなりません。

 

・老親の世話や介護


親の老化や病気を受け入れ、世話や介護を担うこともあります。

 

身体の変化(生物学的な変化)


・体力の衰え・老化


 若いときのように無理がきかなくなったと思い、老眼や白髪

 に気づき、はっきりと老化を感じるようになります。

 

 生活習慣病が起こりやすくなる時期で、健康が気になり出します。


・ホルモン活動の減退(閉経)


 女性は、ホルモンの減少によって閉経(生理の終了)を迎えます。

 また、男女ともにホルモンの減少から更年期障害の症状が

 出ることがあります。

  

心理面が変化する


・自己の有限性の自覚 

 

 数多くの変化が同時期に起こることで、

 

 もう今までの自分では通用しない

 

 と感じ始めます。ではこれからどうやっていけばいいのかと

 

 自分の生き方やあり方について見直し


 を迫られていきます。

 

これだけの変化にあうだけで精神的に大きな負担です。

さらに、その結果として今までの生き方やあり方の見直しが課題となっておおいかぶさってくるのでした。

 

中年後期(55歳~64歳)なると、さらに喪失と死に出会うことになるのですが、それはまた別の記事で。

 

参考文献 :岡本裕子編 「中年の光と影-うつを生きる―」

      現代のエスプリ別冊至文堂

 

      京都府精神保健福祉総合センターホームページ

      「心と健康のためのサービスガイド」

 

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MOMO(モモ)という変わった会社名にした理由

愛蔵版「MOMO」
愛蔵版「MOMO」

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

2007年に起業したとき、もっとも悩んだのが会社名でした。

そして株式会社MOMO(モモ)という社名を選びました。

 

今日は、初めての人からは必ず聞き返される変わった社名をつけた理由を

お話します。

 

起業を決めた思い

長い人生の中では、誰でも悩んだり、困ったりすることがありますよね。

 

 コンサルタントとして企業の問題解決をお手伝いすると、一緒に働く会社の人たちが迷いや悩みを抱え、元気をなくす姿に出会います。

 

そして、働く個々人の問題を解決しなければ、仕事の成果はあがらないことが手にとるように分かりました。

 

 また、私自身も仕事や私生活で悩んでいる問題はあります。

大きな困難にぶつかって、コーチやカウンセラーの力を借りて、やっと乗り越えたこともありました。

 

そこで、悩み迷う人の相談にのり、問題を解決するお手伝いがしたいと起業を決めたのです。

 

エンデ作「MOMO」の主人公モモ

 

 この思いを象徴する名前を探していて、こういった存在をどこかで読んだ気がする…と思い出したのが、ドイツの文学者ミヒャエル・エンデのファンタジー小説「MOMO」でした。

 

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
ミヒャエル・エンデ

4001106876
物語は、身よりのない少女「モモ」が、大都会のはずれに住みつくところから始まります。

「モモ」は、近所の大人たちの助けを受けてそこで暮らしていくことになりました。

 

しだいに「モモ」と出会った人たちは幸せを感じるようになりました。というのは、

 

 

モモのコミュニケーションの力

 

 「モモ」にはこんな力があったからです。

(「モモ」大島かおり訳 岩波書店より引用)

小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、

あいての話をきくことでした。

(中略)


モモに話をきいてもらっていると、

どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は、

きゅうに自分の意志がはっきりしてきます。


ひっこみじあんの人には、

きゅうに目の前がひらけ、勇気が出てきます。


不幸な人、なやみのある人には、

希望とあかるさがわいてきます。

(中略)


こういうふうにモモは人の話がきけたのです!

 

 すごいきき手にはこういう力があります。

でも、実際にはモモのような存在にはなかなか会うことができません。

 

そこで、個人の相談やコーチング、グループでのセミナーや社員研修を通じて、こうした力を知り、使っていただければと思っています。

 

日本では、エンデの作品の中でも「MOMO(モモ)」は特に人気が高いそうです。

 

MOMO(モモ)の多くのファンを裏切らないように、MOMO(モモ)らしいサービスをご提供していきたいと思います。

 


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子どもの問題はまずお母さんのケアから

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

子どもの日にちなんで、

今日は「子どもを本当に大切にするために、まずすべきこと」

について考えます。

 

子どもの問題で責められるお母さん

予期せぬ子どもの変化は、親を不安にさせますよね。

 

例えば、知り合いの子どもが小学生のとき、不登校になったことがありました。

 

お母さんは、学校に行かせようと子どもと衝突したり、無理強いするのはよくないかとそっとしておいたり、迷い悩んで眠れなくなりました。

 

それから何が起こったかというと、

 

夫、義理の親、実家の親までも「おまえの育て方が悪い」「おまえが甘やかすからだ」と、子どもの不登校は母親の責任だと攻め立てたのでした。

 

同級生のママ友も母親に批判的でした。

 

専門家のアドバイスに追いつめられる

 周囲の人に責められながら、子どものためにと、担任の先生、スクールカウンセラー、行政の相談窓口など相談できるところを全て訪ねていったお母さん。

 

相談を受けた専門家は、不登校の子どもを何とかしようと、お母さんにまず「規則正しい生活」を、「きちんと栄養のある食事を」などとアドバイスを始めます。

 

しかし、言うことを聞いてくれない子どもとの毎日に疲れきっているお母さんは、専門家のアドバイスに「私にはとてもできない」と、精神的にさらに追い詰められてしまうのでした。

 

お母さんにはまず何が必要か

 お母さんを取り巻く人たち、相談を受けた専門家たちは、大切なことを忘れています。

 

まず周囲の人たちに覚えておいて欲しいのは、

  • お母さんを非難することは、子どもに関わっていこうとする前向きなエネルギーを奪い取ってしまうこと

になるのです。

 

 次に、専門家は子どものために、お母さんのやり方や家族のあり方を変える必要があると判断したのかもしれません。

しかし、

  • お母さんの疲弊している心には、役にたつアドバイスも自分を責める刃に見えることがあること

を忘れてしまっています。

 

 

 いずれにしろお母さん自身を大切にしないと、お母さんが子どもを大切にする心の余裕やエネルギーは出てこないのです。

 

まずお母さんを精神的に支え、愛情をもって子どもに関わるための心の安定と力を取り戻してもらうことが先決なのです。

 

お母さんの気持ちを受け入れ、存在を認めること

 

まずこんな風に関わることから始めてみてください。

 

相談してくれたこと、話してくれたことに感謝する

 

ex.「辛いところ、よく相談に来てくださいました。」

  「よく話してくださいましたね。」

 

心身の健康を気づかう

 

ex.「ご心労が続いていると思いますが、お身体は大丈夫ですか。」

  「睡眠や食事はとれていますか。」


話をよく聴く

 

ex.「悩んでおられることを聴かせてください。」

  「もっとも困っていることはどんなことですか。」

不安や辛い気持ちを理解し、共感を示す

 

ex.「本当に不安でご心配でしょう。」

  「お母さんの責任のように言われて辛かったですね。」

 

お母さんであることそのものを認める

 

ex.「ここまでの子育て大変でしたね。」

  「お子さんに対する深い愛情を感じます。」

 

 

いかがでしょうか。

これだけでもお母さんの心はだいぶ楽になると思います。

 

どうかお母さんを大切にしてあげてください。

 


※子育てを主に担っているのが母親であることが多いので、ここではお母さんの例で説明しました。しかし、子どもを一番近くで世話をしている人であれば、お父さんでも、おばあちゃんでも、外部の専門家でも同様のことがいえます。

 


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ポジティブでいるといいことがあるって本当?!

 こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

  私たちの周囲で、「もっと前向きに考えた方がいいよ」とか「明るくしているといいことがあるよ」というアドバイスをよく聞きますね。

 

でも本当にそうなのかな、と思うことはありませんか?

 

そこで今日は、 

「前向きに明るくしていると本当に良いことがあるのか」

について心理学の研究結果を通して確かめます。

 

ポジティブ心理学を知っていますか

 ものごとを前向き・肯定的にとらえる考え方は、ポジティブ・シンキング(積極的思考)とよばれます。

 

そして、楽しさ、社交性、陽気さ、満足感、平穏さ、希望、われを忘れて夢中になる、といった感情をポジティブな感情とよびます。

 

ポジティブに考え、ポジティブな感情をもつことで「人は幸せになる」とする心理学があります。 

 

アメリカ心理学会(APA)会長のマーティン・セリグマン教授が提唱しているポジティブ心理学です。

 

ポジティブでいるとこんな良いことがある

 

 ポジティブに考えると、ポジティブな気分になり、

ポジティブな感情がわいてきます。

 

ポジティブな感情でいることは、楽しい以上の効果があるようなのです。

 

ポジティブ心理学の研究で確かめられているのは、

 

知性を磨き、成長することができる

 

 与えられた課題を工夫して解決できる創造性が生まれる。

 

 創造性を発揮してさまざまな課題を解決することで、知的な能力

 を発達させることができる。

 

 

社会性を養える

 

他人を自然にいとおしいと思えるので、深い友情や愛情を育て、相手と強い絆をつくることができる。

 

柔軟性がもてる

 

新しい考えや他人からの意見を、批判的、懐疑的になることなく、柔軟に受け入れることができる。

 

 

健康で長生きできる

   

楽しく全身をつかって遊ぶと、自然に筋肉や心臓・血管をきたえることができる。

 

自分の健康に対して高い意識をもち、健康な習慣を身につけ、健やかに長寿をまっとうすることができる。

 

生産性を高められる

 

目的意識を高くもち、他人より多くの課題に挑戦し、よりよい成果をあげることができる。

 

危険や困難な状態に適切に対処できる

 

危険にさらされても、辛さや痛みに耐え、的を得た予防策を講ずることができる。危険に直面してネガティブに傾いた感情を、自分でポジティブに戻すことができる。

 

 

 ポジティブな感情で過ごす時間を増やせば、それまで以上に友情や愛情、知性、健康的な身体、仕事の成果などを手に入れることができるようになるのです。

 

でも、ネガティブも否定しないで

 

 ここまでポジティブが役に立つお話をしてきましたが、決してネガティブな考え方や感情を否定しているわけではありません。

 

 ポジティブ心理学は、従来の心理学が人間のもつネガティブな側面にばかり焦点をあててきた反省から始まっています。

 

 そこで、ポジティブに注目して研究する心理学をつくることで、人間をポジティブ、ネガティブをあわせもつ存在としてとらえることができると考えているのです。

 

 ポジティブを強調するあまり、ネガティブな思考や感情を否定することになってしまうと、問題があるので注意してください。

 

ネガティブな思考や感情を否定することの問題点については、また別の記事で取り上げたいと思います。

 

 

  参考文献:マーティン・セリグマン(2004)「世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生―」アスペクト

 


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コミュニケーションが苦手だと思っている人に!!

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

「あなたはコミュニケーションが得意ですか」

 

個人の悩みの相談や社員研修・セミナーで質問すると、年齢、性別、職業に関係なく過半数(場合によっては8~9割)の人が

 

「コミュニケーションは苦手です」

 

とおっしゃいます。

 

毎日、コミュニケーションをとって暮らしているのに、

なぜ「コミュニケーションが苦手」と感じるのでしょうか。

 

原因を考えることで、コミュニケーション上手になるヒントを探します。

 

コミュニケーションが苦手だと感じる原因は

  共通する原因は2つ考えられます。

 

下手なコミュニケーションが身についている大人から、下手なコミュニケーションを教わってきたから

 

  私たちのコミュニケーションは、小さい頃から、親や周囲の大人から指導を受け、またそうした人たちのマネをして学習したものです。

 

 ところが教える方の大人も、何が適切なコミュニケーションで、何が不適切なコミュニケーションか、正しく理解している人は多くありません。

 

たとえば、

  • 相手の話をきかない、きき流す
  • 相手の意見や気持ちを無視して、自分勝手に主張する
  • 誰かの悪口や皮肉をいう
  • 感情的になって暴言を吐く
  • 感情を押し殺して表現しない
  • 言葉で相手を自分の意のままに操作しようとする

 

は、不適切なコミュニケーションの代表的な例ですがご存じですか。

 

 私たちに教えてくれた大人は、さらに上の世代の大人から教わったまずいコミュニケーションを、そのまま私たちに伝えたと考えられます。

 

コミュニケーションは生まれつきのものだと思っているから

   私たちは、コミュニケーションを記憶のない小さな頃から時間をかけて少しずつ身につけてきました。

 

自分では学習のプロセスを意識してこなかったので、コミュニケーションを学習の成果とは考えません。

 

そして「生まれながらのもの」「天性のもの」と考え、あきらめるしかないと悲観し、苦手意識をもち続けているのです。

 

上手なコミュニケーションを身につけるには

本当は、

  • コミュニケーションは学習の結果、後天的に身につけた能力・スキルである
  • 現在苦手と感じるのは、不適切なコミュニケーションを学んでしまったから
  • そこで、適切なコミュニケーションのやり方を知り、訓練して身につけることで容易に改善できる

ものなのです。

 

 コミュニケーションや人間関係づくりの研修・トレーニングで多くの人たちと接してきた経験から、「訓練すれば誰でも上達する」と断言できます。

 

生まれながらとあきらめないで、改めて学んでみませんか。

仕事も生活にも、効果がありますよ。

 

コミュニケーションの学習や訓練とはどんなものなのか、については改めて別の記事でご紹介します。


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教えるとき教わるときに知っておきたい学ぶ人の状態

学習のレディネス

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

仕事にも生活にも、必要な知識やスキルがありますね。

身につけるために、自分で勉強したり、先生や上司から教えてもらってきたのではないでしょうか。

 

そして、今では人を教える立場になっていらっしゃるかもしれません。

 

そこで今日は、学ぶときにも、教えるときにも知っておきたい、学習の効率を左右する「学ぶ人の状態」について考えます。

 

学習のレディネス(readiness)とは

何かを学ぼうとするとき、学ぶ人がどの程度準備できているかは、能力意欲の2つのかけあわせで分かります。

 

この準備状態を、学習のレディネス(readiness)とよびます。

 

能力(Ability)

 

 学習しようとする課題(作業、活動、課業)に関する知識、経験、スキル(技能)

※能力というと、一般に「課題を遂行できる力」の意味でつかわれていますが、ここでは遂行する力のベースとなる「知識・スキルをもっているか」「経験がどの程度あるか」かも含みます。

 

たとえば「フルマラソンを完走する」という課題では、

 

・フルマラソンを完走するために必要な知識をもっている

 (ex.理想的な走り方、練習方法、レースの参加方法、疲れをとる方法)

・完走できる体力・技術をもっている(スキル)

・完走できるだけの練習をつみ、相当な距離を走っている(経験)

 

ことが高い能力がある状態です。

 

意欲(Willingness)


 学習しようとする課題(作業、活動、課業)を行うことに関する自信、打ち込み具合(熱意)、学習する動機の程度

※ここには、課題達成に対する「熱意」や「学習しようと思った動機(理由)の強さ」はもちろんのこと、「自分にはできそうだと思える自信」も含まれます。

 

たとえば「フルマラソンを完走する」という課題については、

 

・友達が完走した姿に感動し、自分も走りたいと強く思った(動機)

・絶対に完走してやるという強い意気込みがある(熱意)

・自分は完走できると信じている(自信)

 

高い意欲がある状態です。

 

一生懸命教えても教わっても、なかなか効果が上がらないのは、学ぶ人の準備ができていない、学習のレディネス(readiness)レベルが低からだと考えられます。

学習のレディネス・レベル

4つのレディネス・レベル

では、レディネスレベルを見てみましょう。

レベル1 : 能力が低い × 意欲も低い 状態にある

 

能力が低い(例)

・初めてやる仕事で、新しく覚えなければならないことばかりだ

  

意欲が低い(例)

・覚えることだらけでやる気がわかない

・新しい業務ができるかどうか不安だ

 

このレベルにある人は、与えられた課題を、自分にとって必要なことだと考えない傾向があり、できれば避けてとおりたいと思うこともあります。

 

後ろ向きの姿勢なので、学習の効果がもっとも出にくい状態です。

 

レベル2 : 能力が低い × 意欲は高い 状態にある

 

能力は低い(例)

・初めてやる仕事で、覚えなければならないことばかりだ

 

意欲は高い(例)

・新しいことへの挑戦するはワクワクする

・覚えれば自分にもできると思う

 

このレベルにある人は、能力を高める時間は必要ですが、高い意欲が努力を後押しするので、学習の成果はあがります。

 

レベル3 : 能力は高い × 意欲は低い 状態

 

能力は高い(例)

・この商品は初めてだが、営業であることに変わりはない

・過去の経験を十分活かせる


意欲が低い(例)

・忙しい中、新しい商品を手掛けるのは面倒だ

・自分ががんばってもこの商品は売れないだろう

 

このレベルにある人は、意欲が低いため、せっかく持っている高い能力を発揮できず、あまり成果がでないおそれがあります。

 

レベル4 : 能力は高い × 意欲も高い


能力は高い(例)

・この商品は初めてだが、営業であることに変わりはない

・過去の営業経験を十分活かせる


意欲が低い(例)

・新しい商品を取り扱えるのはうれしい

・工夫すれば顧客に受け入れられる商品にできる

 

このレベルの人は、足りない部分を自分で積極的に学んでいくので、習得も早く、いち早く成果をあげることができます。

 

 

このように、それぞれのレベルにある人をイメージすると、学習で気をつける点効果的な指導の方法が違ってくるのが分かりますね。

 

学ぶときも、教えるときもまず学習者のレディネスを確認することをおすすめします。

 

※レベルごとの学習や指導のポイントは、別に記事でご紹介します。

 


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新人から経営トップまで、仕事には人間関係をつくる力が大切

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

仕事の悩み相談や社員研修の中で、みなさんからよくたずねられるのが、

 

「 仕事のために磨いておいた方が

    良い能力・スキルは何ですか? 」

 

という質問です。

そこで今日は、組織で働く人に必要な能力・スキルを考えたいと思います。

必要なスキルは3つある

社員に必要な能力・スキルは、大きく3つにまとめられます。

 

テクニカル・スキル(専門能力)

 

 特定の業務を行うために必要な知識や方法や、必要な機器・設備などを使う能力。
業務経験を通じて、また研修やトレーニングによって習得できます。

 

 入社してしばらくは、まず自分の業務に関連するテクニカル・スキル(専門能力)を身につけ、上司の指示を待たずに、1人で仕事ができるようになることが目標となります。

 

テクニカル・スキル(専門能力)を習得するためには、上司や先輩の指導が欠かせません。

 

そこで、指導する側される側、ともに気持ちよくつき合える人間関係をつくる力、ヒューマン・スキル(対人関係能力)も同時に必要です。

 

ヒューマン・スキル(対人関係能力 or 人間関係構築能力)

 

  相手と十分なコミュニケーションがとれ、良好な人間関係をつくれる能力。

他人と協力して仕事をする、相手を動かし仕事をしてもらうために、なくてはならない力です。

 

相手のやる気を引き出す(動機づけ)の能力やリーダーシップの能力も、ここに含まれます。

 

一人で仕事ができるようになると、次に後輩や部下を指導することが増え、ヒューマン・スキル(対人関係能力)の重要性が高まります。

さらに、マネージャーやチーム・リーダーとして、部下の仕事を援助し管理するようになると、仕事の多くがヒューマン・スキル(対人関係能力)に関連するものとなります。

 

コンセプチャル・スキル(概念化能力)


 組織を取り巻く環境の変化、組織の抱える複雑な問題、自分の位置付や役割などを合わせて理解し、俯瞰的な視点から展望する能力です。

 

 経営幹部、部門責任者や事業責任者になり、現在の業績をあげるための施策から中長期の戦略まで構想するときに欠かせない能力です。

 

 

 また、構想したことを社員に浸透させ、熱意をもって実行してもらうためには、社員に語りかけるコミュニケーション力と、信頼されるに足る関係者への働きかけ、という高度なヒューマン・スキル(対人関係野力)が必要となります。

 

ビジネス人生を通じて役立つスキル

 

 このように、一般社員から経営幹部に至るまで、一貫して重要といえるのは、ヒューマン・スキル(対人関係能力)です。

 高い能力を期待されていた人材が、周囲との人間関係でギクシャクし、実力を発揮できない残念な例が数多くみられます。

 

 やっと最近になって、ヒューマン・スキル(対人関係能力)の重要性が注目されるようになってきました。


 あなたもヒューマン・スキル(対人関係能力)を意識して磨くことで、ビジネス生活の質(Business of Life)を格段に向上させることができますよ。

※1 P.ハーシィ、K.H,ブランチャード「行動科学の展開、人的資源の活用」 を参考にさせていただきました。

 


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行き詰ったら「虫の目、鳥の目、魚の目」で見よう

虫の目
鳥の目
魚の目

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

今日は、仕事と生き方に役立つ言葉「虫の目、鳥の目、魚の目」

ご紹介します。

 

自分の視点にはまる

 私たちは、過去の経験や関心のあるなし、考え方の癖などから、ひとりひとユニークなものの見方をしています。

 

ひとりひとりの異なる見方は大切な個性です。

 

しかし、自分の見方が当たり前になりすぎると、違った見方ができなくなり、考えが同じところを堂々巡りしてしまうことがあります。

 

そこで、行き詰ったり停滞していると感じるときは見方を変えると、新しい発想やアイデア、出口を見つけるきっかけになります。

 

  自分の見方を離れて、違った視点をもつことの大切さを説いているのが「虫の目、鳥の目、魚の目」という言葉です。

 

虫の目

虫の目

 

 虫は地中・地表の狭い範囲に密着して暮らし、人間の目に入らない細部を拡大して見ています。


そこで虫の目は、通常よりもはるかに細部まで注意深く見ることの例えとして用いられています。

鳥の目

 

 上空から見下ろす鳥は、細部は目に入らず、全体を俯瞰的に見ています。


そこで鳥の目は、視点を高く視野を広く持って、物事の全体像を俯瞰的にとらえることの例えとして用いられています。

 

魚の目

 

 水の流れや潮の満ち引きの中に身をおく魚は、流れや潮の変化を肌で感じながら暮らしています。


そこで魚の目は、時代の変化を敏感にとらえ、先を読む未来志向の見方の例えとして用いられています。

 

 実際の生き物の生態は、必ずしも上の例えどおりではないようですが、あなたが現状を打破したいときには使える言葉です。

 

新しい発想が欲しいときには 

  • 時代がどちらに流れているか、これからどう流れていきそうか(魚の目)

を意識しながら、

  • 細部にこだわらず、全体像をとらえる(鳥の目)
  • 普段見過ごしている細部に注目する(虫の目)

をいったりきたりしながら考えてみることをおすすめします。

 

 


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直感で交通事故を予知した怖い体験

ガラスが…
ガラスが…

こんにちは、個人と組織の眼を開くお手伝いをしている

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

私がご相談やコーチングの中で使っているのが直感力です。

相談者やグループの感情の揺らぎや変化を察知することができます。

 

というと便利なようですが、事件の予感が当たり怖い思いをすることもあります。

今日は小学生ときの交通事故体験をご紹介したいと思います。

 

深夜2時、初詣に出発

その頃兵庫県に住んでいた私たち家族は、奈良の樫原神宮に初詣に行くことになりました。

 

樫原までは距離があること、また道中の渋滞を避けるため、深夜の2時に出発。セダンの運転席に父、助手席が母、3人兄弟が後部座席で私は一番右側に。

 

深夜にも関わらず、渋滞に巻き込まれ、車はノロノロ運転が続きます。

 

暗闇の中、渋滞につかまっている車のブレーキランプがあちらこちらで点滅し、乗車している皆さんのイライラがつのっていくようでした。

 

今、追突されたら…

私はそうしたイライラした感じに敏感です。「いやだな~。まずいな~。何か悪いことが起こりそう。」と感じては、「そんなことない、そんなことない」と打ち消していました。

 

意識があると怖いことを考えそうなので、寝ようとウツラウツラしていたとき、ふっと自分の内側で「今、後ろの車がぶつかったら」という思いとぶつけられるイメージがわきました。

 

と次の瞬間、私の座席の後方に、後続車が追突しました。

 

ここから先は音が聞こえなくなり、スローモーションのようにゆっくり流れる世界が始まりました。

 

ガクーンと大きな衝撃を感じ、「あっ」と反射的に右側の窓から外を見ると、割れたヘッドライトの破片がキラキラ輝きながら、パーッと孔雀の羽根のように広がって飛び散っていきました。

 

小さなガラス片が、暗闇の路面にダイヤの粒のように光りながら散らばっていく光景は、冷たいきれいさがあり今でも忘れられません。

 

私が覚えているのはここまでです。

 

幸い事故は右側のヘッドライトを破損した程度で、誰にもけがはありませんでした。

直感力をもちたいですか

この話をすると「予知能力があっていいね」とうらやましがれらることがあります。でも、本人は怖いですよ。

 

以前から、小さく予感が当たることはありましたが、

この事故で

 

「自分がふっと感じた悪いことが的中する」

 

怖さをありありと感じました。

といっても自分ではどうしようもないので「悪いことをできるだけ考えないようにしよう」と努めている程度です。

 

直感が教えてくれた他の事件については、改めて別の記事でご紹介しますね。


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あなたは相手の話を「訊く?」「聞く?」「聴く?」

3種類のきき方

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

コミュニケーションの基本はまず相手の話を「きく」ことから始まると言われます。

しかし「きく」には3種類あり、きき方を間違えると人間関係にマイナスになることもあります。

 

そこで今日は、3つの「きく」の違いと適した使い方を考えます。

※「きく」とひらがなで表記するときには、3種類のきき方を含んでいます。

 

訊く(ask)

 きき手が知りたいことを、きき手の必要や関心に応じて、きき出し問いただすきき方

例えば、

  • 警察官が被疑者を尋問する(訊問)
  • 病院で問診される

ときの「訊き方」です。

いずれも、きき手の必要な情報を手に入れるために、話し手の枠組みや気持ちに関わらず、一方的に質問して情報を得る自分本位のきき方です。

このきき方は、問題解決や業務遂行場面での事実確認、条件把握に効率的かつ効果的なきき方です。

 

しかしその反面、

  • 話し手は、自分の気持ちに関わらず答えなければならない(警察の職務質問を歓迎する方は少ないでしょう)

 

  • 一本調子で質問を重ねる詰問調になりやすいので、話し手は責められているような心理的な圧迫感を感じることも多い

というマイナス面があります。

このため話し手の気持ちを理解する必要がある場合や、相手との関係を深めたい場合には適しません。

相手との関係を深めようとして「訊く」と、話し手はきき手を「自分を責めて居心地を悪くさせる相手」と認識し、次からはきき手を避けたり距離を取ろうとするかもしれません。

 

聞く(hear)

  耳に入ってくる声や音を聞く、聞こえること。話し手の言葉を、きき手は自分の都合に応じて聞く、場合によっては聞き流すきき方。

この「聞く」は、

  • 耳では話を聞きながら、別のことを考えている
  • 聞き取れていないけれど、自然に聞いているフリをする

ことが含まれているきき方です。

冷静に考えてみると、話している相手には失礼ですが、数多くのコミュニケーションを行う中で、普通に行われているきき方です。

大切な点だけ理解しておけば良い話だったり、特に深い関わり合いを持たなくても良い相手には、こうして表面的に「聞く」ことで、お互いに負担にならないつき合いをしているのだと思います。

しかし、このきき方は

  • 話し手の持っている枠組みや立場を踏まえない 

     (自分の枠組みや都合が中心)

  • 話に集中していない


ため、話し手が本当に言いたいことを十分に理解できなかったり、大切な内容を聞き漏らしたりする可能性の高い自分の本位のきき方です。

 このため、話し手の意図やきき手に対する期待によっては、「あの人だったらわかってくれると思ったのに」「全然きいてくれない」と失望を感じたり、不満が残る場合もあります。

やはり「聞く」も、話し手の気持ちを理解する必要がある場合や、相手との関係を深めたい場合に適しているとはいえません。



聴く(listen)


「相手の感じていること、言わんとしていること」を「相手の枠組みに沿い、相手の立場に立って理解しよう」と「耳を傾け、注意してきく」きき方。


 例えば、

  • 自分の発言を抑えて、話し手が全て話したと思えるまで話してもらう
  • 相手の枠組みや立場できこうとする
  • 語られている内容はもちろん、裏側に隠されている話し手の感情や、本当に言いたい事(真意)を理解しようとする
  • 話に集中して真剣にきく

きき方です。

このきき方は、相手本位のきき方であることが、前の2つと大きく違っています。

話し手は、自分の話を本当に聴いてもらえたと感じたとき(特に、話の中の感情まで受け取ってもらえたと感じるとき)

  • 話したことに満足を感じる
  • 心がすっきりして開放された気分になる(浄化作用)
  • きき手に自分の存在を受け入れられたと感じ、相手に安心と信頼を感じる
  • きき手に感謝する気持ちがわく

のです。そして、お互いの絆は強まり関係が深まるのです

 コミュニケーションを通じて人を支援する専門家(ex.コーチングのコーチ、キャリアの相談にのるキャリアカウンセラー、心の問題を扱う心理カウンセラーやセラピスト)は、「聴く」ことを最も基本的な技術とし信頼関係をつくります。

 3種類のきき方はどれが良いと言うよりも、「きく」目的や場面に応じて使い分けていただくものだと思います。

 ただ、相手との関係を深めたい、どうも信頼関係がつくれないと感じたときには「聴く」ことに力を入れてみてください。
コミュニケーションや人間関係に驚くほど効果がありますよ。

参考文献:星野欣生著「職場の人間関係トレーニング」金子書房

 


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コミュニケーションがうまくいかない組織に起こる4つの問題

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

仕事にはコミュニケーションがつきものですね。

しかし、年齢も考え方も違う人たちが集まる職場では、さまざまなコミュニケーションのズレが生じます。

 

過去の記事では、上司と部下の間のコミュニケーション・ギャップについて取り上げました。

 

 上司は意見を求める vs. 部下は沈黙するギャップ 

 

今日は、上司と部下の間のコミュニケーションがうまくいかないと

「組織にどんな問題が生じるのか」について考えてみます。

 



思いつくところをあげてみると、

信頼関係が崩れる

 話しても聞いてくれない、話したことがちゃんと伝わらない、言った言わないでもめる、などが続くと、お互いに相手に失望を感じます。

 

さらに失望するやりとりが繰り返されると、相手に対する評価が下がり不信感がつのっていきます。

 

本音を言わない建前だけの組織になる

 コミュニケーション・ギャップが放置されると、社員は自分の意見や想いを伝えることをあきらめ、言いたいことを言わない風土が生まれます。

 

表面的にはうまく言っているようでもどこかよそよそしく、実際の本音は別のところにある、情報が信じられない組織が出来上がります。

 

トラブルや不祥事は徹底して隠される

 建前だけのコミュニケーションが普通になった組織では、上司に知らせたくない悪い情報やリスクは徹底的に隠されます。

 

 ギリギリまで隠されているので、いったん表面化すると、手のつけられない大きな事件や不祥事になってしまう恐れがあります。

 

良いアイデアも問題も放置される

 現場でずっと前に出されていたアイデアは、上司に伝わり支持を得るのに時間がかかり、なかなか実現されません。

 

同様に、現場では問題に気づいていても、上司が気がつくまでは誰も話題にしようとしません。

 

結果として、競合他社に先にアイデアを実現されせっかくのビジネスチャンスを逃す、問題の解決が遅れて競争力を失う可能性が考えられます。

 

 このように社内コミュニケーションの問題は、企業や組織にさまざまなマイナスの影響を与えます。

 

私たちはふつう無意識に話したり聞いたりしていますが、たまには

  • 本当にコミュニケーションがとれているか
  • ギャップが生じたい場合にはきちんと解消できているか

について、個人レベル、組織レベルで確かめてみる必要がありそうです。

 

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四季を愛するミャンマーからの留学生

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MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

桜前線が北上中ですね。今年は桜をご覧になりましたか。

 

今日は、桜が大好きな留学生についてお話したいと思います。

 

ミャンマー出身の彼女は、情報システムの専門家になるため、日本の大学院に入学しました。

 

寮と大学院を往復するだけの隔離された環境で、日本語が全く分からずずいぶん苦しんだそうです。

 

数年間懸命に勉強した結果、博士号を取得でき、日本企業に就職が決まりました。

 

日本を大好きになった彼女が言う、日本の一番の魅力は「四季のあるところ」。

 

ミャンマーは年中暑いので、季節によって気候が大きく変わり、日本人がそんな四季の変化を楽しんでいることに、大変驚いたそうです。

 

私が出会ったときには、「せっかく四季のある日本に居るのだから」と日本人以上に四季を楽しむ生活を送っていました。

 

冬はスキーに雪ダルマづくり。

新年には初詣、3月にはひな祭りをお手製のちらし寿司で祝ったそうです。

 

「夏には、浴衣姿で花火大会に出かけるのが楽しくい」「1年中季節のイベントがあるのがうれしい」と語るのでした。

 

中でも彼女が一番愛しているのが桜の季節。大学院の近くに大きな川があり、その両岸には見事な桜並木がありました。

 

毎年桜並木を散歩していた彼女は、大学院を卒業したらミャンマーのご両親を日本に招待して「桜並木を見せる」のが夢でした。

 

ミャンマーにも桜はあるけれど、日本のような見事な桜並木はありません。桜が大好きなお母さんへの感謝を込めたプレゼントなのでした。

 

桜を語る彼女の表情は本当に楽しそうでした。

そして日本の四季の風物がおもしろくてしかたないようでした。

 

四季が当たり前になっていた私は、彼女の顔を見ながら「四季ってそんなに面白いものだったんだ」と本当に驚かされました。

 

そして四季の変化は生活のアクセントであり、季節ごとの風物は暮らしを楽しむ知恵だったのだと、改めて感じさせてもらいました。

 

彼女とはそれきり会うことはありません。

でも今頃どこかでお花見しているだろうなと、毎年思い出しています。

 


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にらめっこ遊びが生まれた日本的な理由

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラー

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

にらめっこ遊びを覚えていますか。

「二人の人が正面から見つめ合い、目をそらした方が負け」

という遊びです。

 

しばらく遊ばないうちにすっかり忘れていましたが、最近にらめっこの起源を知り面白いと思ったのでご紹介します。

 

日本の民俗学の父と呼ばれる柳田国男は、その著書の中で

「にらめっこ遊びの起源は日本人のはにかみを治すための訓練である」

と説いています。

 

昔の日本人は閉鎖的な地域社会で顔見知りに囲まれて育ちました。

 

すると大人になって初めてよそ者と出会ったとき、お互いに知り合いたい気持ちはあっても、どちらか気の弱い方が目をそらしてしまうことになりました。

 

どちらかがはにかんでしまうので、二人は見る人と見られる人に分かれ、対等なコミュニケーションを行う対等な人間関係をつくることが難しいかったのです。

 

そこで初めて会った相手にも弱い気持ちを出さないための訓練として、勇気をもって相手の目を見つめ合う競技「にらめっこ」が生まれました。

 

この大人の競技をまねた子供の遊びが、今に伝えられているのです。

 

昔の日本人は競技を発明しなければ相手の顔を直視できないほど、他人の視線に敏感ではにかみやだったのですね。

 

今、はにかむ大人は少なくなりました。また、子供たちのにらめっこ遊びもあまり見られなくなっているそうです。日本人も他人の視線に耐えられる心理的な強さを身につけてきたということでしょうか。

 

 

参考文献:柳田国男「明治大正史 世相篇」講談社学術文庫

 


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企画好きは料理好き

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

企画を仕事にする専門家に料理好きが多いことをご存じですか。

 

私が一緒に仕事をして来た、広告やマーケティングのプランナー、新商品や新事業の企画者などは、男性でも料理を趣味にする人が多いのです。

それにはちょっと訳がありまして。

 

今日は、企画と料理の関係について考えてみたいと思います。

 

企画を仕事にする人が料理を好きなのは

料理が企画を実現するプロセスそのもの だからです。

 

例えばこんな風に。

 

目的を決める(何のための料理をつくるのか)

今晩、家族の夕飯をつくって一緒に食べよう。子供たちも好きだから

今日はイタリアンがいいかな。 大人はワインを飲もう。

 

目的を実現するための方法を考える(どんなメニューが最適か)

イタリアンとすると、前菜2種類と主食にパスタでいいかな。前菜はワインのつまみを兼ねて。 貝がおいしい季節だから、パスタはアサリでボンゴレにしよう。

 

材料を準備する(メニューを実現するために必要なものは)

買い物は、前菜はトマトとモツァレラチーズと白身の刺身で。そうそうフレッシュバジルの葉っぱはどこで売っているかな。もちろんアサリと、ワインは白を。前菜は振りかけるオリーブ・オイルが味のポイントだから、ちょっと奮発して風味のあるバージンオイルを買って帰ろう。

 

手順を確認し製作する(下ごしらえと調理の手順とポイントは)

パスタを作る2~30分前からアサリの塩抜き、前菜は2品とも早めにつくって冷やしておくこと(冷たさがポイント)。白ワインも冷やしておいて、パスタをゆでるお湯を沸かして(塩は多めに) 等々。

 

出来映えを評価する(想定した味、満足を実現できたか)

野菜と生魚と貝でバラエティに富んでいたメニューだったし、味も思い通り。白ワインにぴったりでおいしかった。子供たちもすごく喜んでくれた。

 

 

小規模ですが、企画⇒実施⇒結果評価まで一連のプロセスが行われています。仕事で得意としているこのプロセスに沿っていけば良いので、企画担当者に料理はなじみやすいのです。

 

では仕事で企画している人たちが、プライベートでも同じようなことをしたいと思うのはなぜでしょうか。  

 

仕事の企画と料理の相違点

一般的に仕事で行う企画は、

  • 実現するまでに長い時間がかかる
  • 影響する要因も多く、たくさんの人たちが関わっているので、なかなか自分の思い通りには運ばない


ため、企画者たちが個人的な達成感を感じられないことがよくあります。

 

それに引き替え、料理は、自分がきちんと考えたとおりに実行すれば、

  • 個人的に満足いくものを完成できる
  • 自分の企画の結果をリアルタイムで確かめられる

ので、簡単に小さな達成感が得られます。同時に

  • 自分なりのアイデアや工夫を発揮できる
  • 誰かにごちそうして相手の喜ぶ顔を見られる

と良いことずくめです。

 

企画系の仕事が長い私も、子供の頃から料理が大好きです。

あなたはいかがですか。「企画好きは料理好き」は周りの方に

当てはまっているでしょうか。 

 


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上司は意見を求めるvs.部下は沈黙するギャップ

上司と部下のコミュニケーションの悩み

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

今日は、上司と部下のコミュニケーションについて良くある相談から、上司が部下の話を「きく」落とし穴について、ご紹介します。


社長から相談された悩み

 

 社長から受けるご相談で多いのが、こんな悩みです。

「私は社員の声何でもきくようにしている。
社員には、どんな小さいことでも、言いたいことががあればどんどん言って欲しいと毎日口を酸っぱくして言っている。


だが、当社の社員は自主性が乏しいのか、全然意見が出てこない
当社の社員はもう少し優秀だと思っていたのに、上司の指示待ちで本当になさけない。
どうすればもっと積極性や自主性をもたせることができるのか」

「一度うちの社員を客観的に観て、どうしたら良いか教えて欲しい」

 

社員から見た真実は

早速、社員の声をきいてみると、

 

「社長は全然社員の話をきかない
こちらが何か提案をしてもすぐに話をさえぎり、自分の意見を話し出し止まらなくなる。


社長の考えと違う意見を述べようものなら、即座に否定されるか、質問攻め。質問に答えられないと怒られてそこでおしまい。


結局意見をききたいと言っても、社長は口先ばかり。
何を言ってもムダだから、社長の指示通りに動けばいいんだとみんな何も言わないのです。

 

コミュニケーション・ギャップが起こる理由

 

上司は部下の意見を求めているのに自主的な発言が少ないと悩み、部下は上司が何も聴いてくれないと感じ沈黙している。

 

残念ですが多くの組織で、こうしたコミュニケーションに対する意識のズレが生まれています。

 

上司と部下のコミュニケーション・ギャップ

一番の原因は、上司サイドの話のきき方にあります。

上司は何でもきくと言いながら、無意識に自分の意見や価値観に沿った発言を期待していることが多いのです。

 

相手の話をきくとき、こうした自分の考え方の枠にとらわれていると、自分の期待に沿わない発言を注意してきくことができません。

結局、自分に都合の良い言葉を選んできいていることになります。

 

ここで上司が望む自主性とは、「上司の理解できる範囲内で自主的にふるまって欲しい」という少しも自主的ではない言動です。

 

部下は上司のこうした姿勢に敏感です。

上司の期待に沿うような発言はしても、上司の反応が分からない新しい提案や革新的な意見などは、どうせ否定されるか無視されると、口にしないのです。

 

相手の話を本当に「きく」ためには、自分の考えや価値観を脇におき心と頭を白紙の状態にして、何でも受け入れる姿勢が必要です。

 

部下や後輩から意見が出ないと感じるときには、自分の枠にとらわれて接していないか、振り返ってみることをおススメします。

 

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アイドル嵐がチームになったとき|チームの条件(前篇)

音楽誌が書かないJポップ批評 ジャニーズ超世代!「嵐」を呼ぶ男たち (宝島SUGOI文庫)

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

組織で活動するときチームワークが大切だといわれますが、

そもそもチームとは何でしょうか。

改めて問われるとちょっと考えてしまいます。

 

そこでチームになる条件を、アイドル嵐を例にみてみましょう。

 

チームの4つの条件

単なる集団は、次の4つの条件を満たすことでチームになります。

1.メンバー全員が達成すべき目標を共有している

 

2.各メンバーにそれぞれ果たすべき役割が割り振られている

 

3.メンバーは協力関係、適切な依存関係にある

 

4.メンバーとメンバー以外の境界が明確である

嵐はどんな風にこの条件を満たしているのでしょうか。

 

メンバー全員が達成すべき目標を共有したとき

 嵐は、1999年にデビューした男性5人組のアイドルグループです。

 

嵐になる前ジャニーズJr.で一緒でしたが、全員が親しかったわけではありません。

 

メンバーの内3名(櫻井くん、二宮くん、大野くん)は事務所を辞めようと思っていた矢先のデビューでした。

そこで、メンバーの嵐の活動に対する思いはマチマチだったようです。

 

ところがデビューの話題性が薄れるにつれて、徐々に仕事が減り人気にかげりが見えてきました。

 

コンサート会場に空席が目立つようになったとき、5人は初めて「嵐って何だろう」「自分たちはこれからどうすればよいのか」「将来どうなっていきたいのか」を本音ベースで語り合います。

 

何度も語り合う中で、初めて「自分たちの目指す姿、達成したい目標を共有するチーム」となったのです。

 

メンバーは当時を振り返って、この時点から本当の嵐が始まったと語っています。

 

その後、全員が共通の目標に向かって努力し、当時描いた「メンバーそれぞれがドラマで主演を張らせてもらえるようなグループになりたい」という目標を、今達成しています。

 

それぞれが果たすべき役割が割り振られているか

 

デビューから10年以上をかけて

 

 ◇ニュースキャスターを務める知性派「櫻井くん

  ⇒番組の仕切りや司会進行を担当。

 

 ◇動物好きで明るく元気な「相葉くん」

  ⇒バラエティのボケ担当。

 

 ◇クールな演技派「二宮くん」

  ⇒バラエティでは鋭い突っ込み担当。

 

 ◇ビジュアルも振る舞いもカッコイイ「松本くん

  ⇒男性アイドルの王道である王子様キャラを担当。

 

 ◇歌と踊りが上手で芸術的センスをもつリーダー「大野くん」

  ⇒職人肌のエンターティメントと癒し系のリーダーシップを担当。

 

というパブリック・イメージをつくりあげ、5人が異なる魅力をもつグループになりました。

 

 10~20代前半は、現在知性派の櫻井くんが茶髪にピアスのとがったイメージを、現在男らしさを代表する松本くんがかわいい末っ子のイメージを見せていました。

 

その後、各々の個性とメンバーとのバランスを考えたのか、明らかにキャラクターを変更しています。

 

即興でのトークやバラエティ番組で、5人はキャラクターのイメージを踏まえ、お互いの役割を自然に果たしているように見えます。

 

<チームの条件3~4については後編で。>

 


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このブログと著者高橋について

 ご連絡はメールでお願いします。㈱MOMO高橋澄子へのお問合わせ

名前   : 高橋澄子

職種   : プロコーチ、経営コンサルタント、認定心理士

            産業カウンセラー

肩書き  : 株式会社MOMO(モモ)代表

出身   : 東京生まれの大阪育ち

人柄   : 仕事で論理性を鍛えるも、素顔は直感で生きる天然

興味・関心: 心、人間、成長、仕事

特技   : 相手の本質がみえる、心の中がきこえる

 

17年間経営コンサルタントとして企業経営をお手伝い。

プロコーチとして100名以上の悩みに寄り添う。

研修・セミナー・講演では3000人以上の方を育てる。

臨床心理大学院でメンタルヘルスケアを学ぶ。

 

さらに詳しいプロフィール(表)は

 

このブログでは、心理学、コミュニケーション、人間関係に焦点を当てて、誰もが健やかに働き暮すために役立つ情報を発信していきます。

 

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「どんなお薬をお飲みですか」営業の電話で突然聞くって?!

こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーのMOMO高橋澄子です。

最近、突然の売り込みの電話で、平気でこちらの個人情報を聞いて来る会社が多いのに驚いています。 あなたはそんな経験ありませんか。

 

先日のこと、数回買い物をしたことがあるカタログ通販会社から営業の電話がかかって来ました

そのときの会話を再現すると、

***

※青字は私の心の声。

私: はい、高橋です。

 

男性: お世話になっております。通販の○○です。

    いつもお買いものしていただき、ありがとうございます。

 

私: はい<基本的に聴くスタンスでいます>

 

男性: この度は、高橋様のライフサポートのために医療保険のご案内の資料を送付させていただきました。ぜひご覧ください。

 

私: はい。<営業の電話だなと思いつつ 、最後まで要件を聴こうと思っています>

 

男性: 高橋様にぴったりな資料をお届けしたいので、年齢とご病気の有無をお聞かせください。

 

    高橋様は、今どんなお薬を飲んでおられますか?

      <え~突然電話して来て、プライバシーに土足で踏み込むような質問をするとは(驚き!!)> 

 

私: 個人情報はお話したくありません。

   <どこの誰かも分からない人に言う理由がないし> 

 

男性: (当たり前の様子で)

     失礼いたしました。

     では、資料をお送りしますのでよろしくお願いいたします。

    (そそくさと電話を終わらせる)

 

*** 

 

個人の生命や身体に関する情報なので、病気の有無や投薬の内容は最もプライベートな情報のはずです。

 

それを簡単に質問する通販○○会社の無神経さに呆れてしまいます。

 

当然、私と同じように即座に断る人も多いようで、電話口の男性は「個人情報…」と答えると、急いで電話を終了のトークにもっていきました。

 

ただあまりに自然に質問されるので、年配の方などは薬の種類や病名など自分の大切な情報を、何の疑いもなく話してしまわれそうです。

 

最初の電話で顧客の年齢や病歴を聞くのは、医療保険の成約率を上げようとする会社側の営業方針だと思います。

 

しかし、自分たちの都合で、電話口で平気で個人情報をたずねるのは、お客様の権利を尊重していない態度だと思います。

 

また、言ってくれればよし、断られれば怒らせる前に丁寧に電話を終了すれば良いと考えているのが見え見えなのも、気になります。

 

 この通販○○社は、以前にも別の保険の売り込み電話で、「今、どんな保険に入っておられますか。」と保険の有無や内容しつこく聞こうとするので、即座に断ったことがありました。

 

営業の電話だと分かった時点で、切ってしまうのが良いのでしょうか。言いたくないことは言わなければ良いだけなのでしょうか。

 

私はそうではないと思うのです。

 

自分たちの都合を優先してお客様を尊重しない会社は、長い目でみればお客さまとの信頼関係を損なうのではないでしょうか。

 

また、個人情報の取り扱いに鈍感な会社は、今まで通販ビジネスで獲得した顧客情報に対してもセキュリティ意識が低いのではないかと疑われます。

 

こうした営業電話は別の部署か、提携している保険会社が、営業電話を専門にかける会社(アウトバウンドのコールセンター)に外注することが多いので、実際には通販○○社本体の姿勢とは別の問題かもしれません。

 

しかし通販○○のブランドと名乗る以上は、こうしたお客様との小さなやりとりの積み重ねが顧客との関係をつくっていくことを意識していないとブランドの信頼性が少しずつ下がっていくことを覚悟しなければならないと思います。

 

あなたはどう感じますか。私が気にしすぎなのでしょうか。

 


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あいさつはなぜ必要か(2)|集団の一員になるための言葉

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーのMOMO高橋澄子です。

 

 あいさつはなぜ必要か(1)

 

では、あいさつは相手の存在を認める言葉であり、安心や信頼を築く大切なコミュニケーションであることをご紹介しました。

 

今日は視点を変えて、あいさつと集団との関係を考えたい思います。

職場の例で見てみましょう。

 

春になると会社には新入社員が入社してきます。

また、人事異動で新しいメンバーがやって来ます。

 

あなたは新しい職場に入っていくときどんな事に注意しますか。

 

私は、周囲の人たちが積極的に仕事を教えたくなる人間関係をつくることに気をつかいます。

 

新しい仕事についた当初は、上司や先輩、場合によっては後輩から教えてもらうことになります。

そこで、相手が教えたくなる人間関係が大切なのです。

 

しかし、新しい職場では、誰もあなたのことを知りません。 

新たな職場の人たちに自分のことを知ってもらい、親密になるには時間がかかります。

 

まず同じ集団の仲間であるというサインを積極的に送り、あなたを同じチーム、部門、会社の一員として心理的に受け入れてもらうことから始めなければなりません。

 

仲間であることを示す、簡単で頻繁に使えるサインがあいさつです。

 

始業時のあいさつ、就業時のあいさつはもちろんのこと、外出から戻ったときの「お帰りなさい」や、廊下ですれ違ったときの「お疲れさまです」など、きめ細やかなあいさつの言葉を意識して使ってみるのです。


新しい職場のメンバーに積極的にあいさつの言葉をかけることで、できるだけ早く仲間として感じてもらうことを目指すのです。

 

これは何も日本に限りません。

スポーツ選手の海外移籍の記者会見で、現地の言葉あいさつしているニュースを見たことはありませんか。

 

海外から来た選手の移籍第一声が、自国語のあいさつで始まると、関係者もファンも歓声をあげて大喜びです。

 

「この選手は、すでに我々のチームの一員だ!」と好感をもって受け止められます。

 

国は違っても、自分たちの言葉でのあいさつは、集団に入っていくための入り口なのだと改めて感じますね。

 

新しい集団に入っていくときには、このあいさつの力を思い出してみてください。

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被災者の喪(悲哀)の仕事を邪魔する3つの誤った思い込み

喪の仕事

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーの

MOMO高橋澄子です。

大切なものを失った喪失感をうめる喪(悲哀)の仕事

 

の記事では、東日本大震災の被災者が喪の仕事(mourning work)を進めていく渦中にあることを知りました。

悲嘆の仕事(grief work)とも言われます。

今日は、被災者の喪の仕事を邪魔する、誤った思い込みや考え方を知っておきたいと思います。

 

喪の仕事を阻害する誤った思い込み

 

喪失の悲しみに浸るより、早く悲しみから脱して前向きになる方がよい

深い悲しみにくれている人を見ると、ついつい

「悲しいのは分かるけれど、元気を出して!」とか、

「辛いのは分かるけれど、明るく振る舞っていれば元気が出てくるから、がんばって前を向こうよ。

と励ましてしまうことはありませんか。

しかし、喪(悲嘆)の仕事で最も大切なのは「失った辛さや悲しみの感情を経験し尽くすこと」なのです。

善意からの励ましの言葉も、相手によっては「この人の前では安心して悲しめない。」「悲しむことは良くないことなのか。」というメッセージとして伝わります。

 

そして、喪失の辛さや悲しみから目をそむけるようになり、喪の仕事が滞ってしまうのです。

 

 

涙を見せるのは、弱い人間のすることだ

誰でも深い喪失を経験すると、辛さ悲しさのあまり涙が溢れてくるのは、とても自然なことです。

でも、涙を見せることは、悲しい感情を抑えきれない弱い人間である」という価値観や考えが泣くことをためらわせます。

 

泣いている自分に羞恥心や嫌悪感を感じ、号泣して感情を発散させることができません。

 

人前で感情的になることが良しとされない雰囲気の中では、喪の仕事は進まず喪失感を癒すことが難しくなります。

 

 

喪の仕事の目的は喪失の悲しみをケアすることで、失った事実や失った対象への愛着を忘れることではない

喪の仕事を進めていくと

・失った人を惜しむ気持ちが薄れてしまうのではないか
・愛していた人やものも、愛していたことも忘れてしまうのではないか

と恐れ、悲しみの渦中にとどまっていたいと思う方が居ます。

でも、それは大きな誤解です。

喪(悲哀)の仕事を通じて、辛さ、怒り、悲しみなどの感情に巻き込まれなくなり、安らかな気持ちで静かに悲しみ愛しむことができるようになるのです。

 

 

震災後からずっと、「前を向いて」「笑顔で」「明るく」「がんばろう」と被災者を励ます言葉が目立つのがとても気になっています。


私たちは、大切な人やものを失った方々が、辛さや悲しみと向き合うこと涙を流して思う存分泣くことを、心から認め静かに応援しませんか。


安心して涙を流すことを邪魔をしないようにそっと見守っていきましょう。

参考文献:古宮昇「心理療法入門」創元社

 

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大切なものを失った喪失感をうめる喪(悲哀)の仕事

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーMOMO高橋澄子です。

 

3月11日は東日本大震災から1年目でした。

大震災で被災者のみなさんは、


・家族や友人・知人などの大切な人たち
・自分の家やそこで営まれていた生活
・衣服、所持品、思い出の品
・震災の影響で、続けられなくなった仕事や役割
・慣れ親しんだ建物や町並み


などの多くの大切なものを失なう経験(喪失体験)をされています。

誰でも大切なものを失うことは大変辛いことです。
人は愛着を持っていた対象を失った辛さから、一時的に外の世界への興味を失い悲嘆に暮れ失ったものへの追想に没頭します。

 

そして様々なプロセスをへて、徐々に失った現実を受け入れ、悲嘆の世界から抜け出していくのです。

喪失体験を受け入れていくこの心理的な過程を、S.フロイトは喪(悲嘆)の仕事と呼びました。

愛着理論で知られる精神分析学者ボウルビィは喪(悲嘆)の仕事4段階に分けて説明しています。

1.無感覚・感覚の危機の段階:

 

喪失を知ってから数時間~1週間ほど続くとされる無感覚の時期(急性ストレス反応の一種)。


激しい衝撃に呆然とし、失ったことを事実として受け止められない。信じられない。この状態が、苦悩や怒りの爆発を引き起こすこともある。急性のストレス反応を起こします。

2.思慕と探求・怒りと否認の段階:

 

喪失を事実と受け止め始めることで強い思慕の情に駆られ深い悲嘆が始まります。喪失を受け止め始めたとしても、まだ強い愛着が続いて居る段階です。

 

まだ存在していると錯覚して探し求めたり、実在する対象に対する行動を行ったりする、喪失の事実を否認する行動が見られます。

 

強い愛着と否認の間でフラストレーションが高まり、怒りに転じることもあります。

3.断念・絶望の段階:

 

愛着をもっていた対象の喪失を現実のものと受け入れ、愛着を断念します。

 

対象に愛着を持つことで支えられていた心のあり方や生き方が意味をなさなくなるため、絶望や失意といった感情に支配されます。

4.離脱・再建の段階:

 

失った対象に対してだんだんと穏やかで肯定的な感情(思い出)が生まれ、場合によっては新しい愛着の対象が生まれます。

 

新しい人間関係や環境の中で、心と社会の中での自らの役割を、再建しようとする努力が始まります。

 

 

被災者の心理状態は、このプロセスのどこかにあります。

 

喪(悲嘆)の仕事の4つの段階を1つ1つクリアしていけば、悲嘆から回復することができます。

 

しかし、各段階は重なり合い、からみあって進行していきます。

また喪失感の大きさや個人の背景などによって、進み方や要する時間には大きな差があります。

 

ですから今のタイミングで、喪失を受け入れ明日を考える方がいらっしゃる一方で、まだまだ悲嘆から抜け出せない方もがいて当然なのです。

 

本来、人間には喪(悲嘆)の仕事をこなせる力があります。しかし、喪(悲嘆)の仕事がどこかの段階で停滞してしまうと、悲嘆が病的なものへと変化し心の病を引き起こす恐れがあります。

ですので悲嘆が長期間にわたり深刻な状態が続くようでしたら、ぜひとも心理的な支援を受けてください。

 

喪(悲嘆)の仕事の心理的支援はグリーフ(悲嘆)・ケアと呼ばれています。

欧米では、グリーフ・ケアの専門家としてグリーフ・カウンセラーがいます。

 

日本では、グリーフ・カウンセラーと名乗っている方はまだ少ないので、心理カウンセラーやセラピスト(心理療法家)を頼ってください。

 

深刻な状態でないときには、喪(悲哀)の仕事の心理的なプロセスをスムーズに進めるために、自分でグリーフ・ケアを行う、友人や知人に手助けを頼むことが役に立ちます。

 

専門家ではなくともできるグリーフ・ケアのポイントは、別の記事でご紹介します。



参考文献:小此木啓吾「対象喪失」中公新書

     ロバート・A・ニーメヤ-「大切なものを失ったあなたに」春秋社

 

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あいさつはなぜ必要か(1)| 相手の存在を認める言葉

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラー

MOMO高橋澄子です。

ある製造メーカーのマネジャー対象のコミュニケーション研修でのことです。

 

一人の参加者が自己紹介で「俺は、職場にあいさつなんて必要ないと思う。」と憮然とした表情で語り始めました。

どうも、職場の上司が「あいさつしろ、あいさつが足りない」と連日口うるさく注意するので、部門全員がうんざりしているらしいのです。

 

発言は続きます。

「報告や連絡、相談をきちんとしていれば問題はないはずだ。毎日ミーティングがあるしそれ以上コミュニケーションが必要だとは思えない。職場であいさつすることって、本当に必要なんですかね」

「あいさつとは何のためにするのか」「職場で重要視すべきものなのか」という本質的な問いに、研修の場に居た全員が押し黙ってしまいました。

Q. さて「あいさつ」は何の役に立つのでしょうか。

A. 職場や仕事先との人間関係を円滑にするため

良くそう説明されますね。では、あいさつするとどうして人間関係が円滑に運ぶのでしょうか。

実は、あいさつとは相手の存在を認めていることを相手に積極的に伝える行為なのです。

人は誰でも、自分の存在を自分で認め、また他人からも認められたい気持ち=承認欲求(need to approvl)を持っています。

 

朝や帰宅前など、一般的にあいさつを交わすタイミングにあいさつされないと、自分が相手から軽くみられているような感じや、存在を無視されているような感じを受けることがあるのです。

 

こうした感情が蓄積されると、相手に嫌悪感を抱くようになり職場で安心して仕事ができません。

そして、ちょっとしたことでイライラして不満が爆発したり、やる気が出なくなったりして、自分が本来持っている力を発揮できなくなります。

これは個人にとっても企業にとっても大きな損失です。

ですからあいさつは、

 

  • 職場の仲間として「あなたの存在を尊重し認めている」という姿勢を表現する言葉であり、
  • 「協力して共に働こうと思える安心感や信頼感」をつくりだすためのツール

なのです。

研修の中でもこう説明し先に進めていきました。

 

研修の2日目には、参加者同士の「承認・賞賛する言葉をかけ合う実習」ありました。

参加者は、実習を通じて自分が認められることの大きな喜びを味わい、認める言葉の大切さに気づかれたようです。

 

そして研修の最後では、当初「あいさつはいらない」と言っていた方が、「体験したことで、やっぱりあいさつも他のコミュニケーションもすごく大切なことが納得できた。部員全員に意味を説明すれば、みんな納得してあいさつを忘れない職場に出来ると思う。」と帰っていかれました。

 

あなたはどうでしょう。

あいさつがちょっと違って感じられませんか。

参考文献:有斐閣 心理学辞典

 

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手書きの文字から伝わるもの

手書きの文字から伝わるもの

こんにちは、コーチ&コンサルタント&カウンセラーの

MOMO高橋澄子です。

 

先日久しぶりにパートナーの会社から、宛名が手書きの封筒をいただきました。

最近は、PCでの宛名ラベルがほとんどなので、ちょっと新鮮でした。

 

写真を見ていただくと分かるように、とても「きちんとしたいい字」で私は好きです。

 

手書きの文字は、書き手のお人柄が感じられると思います。

この宛名書きからは、「まじめに仕事に取り組んでいる誠実な人柄」がにじみ出ているように思うのですが、大げさでしょうか。

 

事務のアルバイトをしていた昔、「お電話がありました」というメモ書きを、社員さんに持っていったら「すごく良い字だ」とほめられたことがありました。

 

私は決して達筆ではないので「えっ私、字は下手で困っているのですが。」と驚くと、「上手い下手とは関係なく良い字だよ。しっかりとした人の字だ」

 

それまで字を書くのが苦手だった私はうれしくて、今でも覚えているのです。

そして、手書きの文字から書き手の姿勢や人柄を感じることを学びました。

 

それからは、手書きの文字をみると書き手を想像して楽しんでいます。

また自分自身は、上手くなくとも一字一字心をこめて真剣に書くこと、分かりやす字を書くことを心がけています。

 

「今の私の字はどんな風に見えるのかな」と思いながら。

 

みなさんの字は何を伝えているでしょうか。

ちょっと気になりませんか。

 


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精神的に追い込まれたときに「お風呂」が効いた

精神的に追い込まれたときお風呂が効いた

こんにちは、コーチ&カウンセラー&コンサルタントの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

誰でも心が疲れたり、精神的に追い込まれたことがあるのではないでしょうか。

 

私も仕事のことプライベートのことで、精神的に疲れてしまうことがありました。

特に30代半ば、家族が壊れてしまったときには、大きなダメージを受けました。

 

そんなときに、私の強い味方だったのが「お風呂(!)」です。

 

仕事をしているときは苦しい思いを忘れていられます。

でも、一人のプライベートの時間は、頭の中を辛い出来事が駆け巡り、ずっと苦しい気持ちが続きます。

 

身体が辛い感情に支配されていて、どうにもなりません。

いっそ寝てしまおうと思うのですが、脳は妙に興奮していて目がさえる一方です。

 

身の置き場のないそんなとき、私は「お風呂」に入ることにしていました。

自宅のバスタブにお湯をはり、とりあえず肩までつかるのです。

 

すると、辛さで固まっていた身体が少しずつ感覚を取り戻し、徐々に気持ちよさが感じられるようになってきます。

 

そしてお湯に浸っている皮膚の感覚がクリアになっていき、「気持ちい~い」感覚に満たされます。

 

ここまでくればしめたものです。久しぶりに感じた心地よい感覚に身を任せましょう。

そして実際に「気持ちい~い!!」と口に出してください。

言葉にすることで、身体も心もさらにほぐれ、「自分は今心地良いんだ」と改めて脳に信号を送ることができるのです。

 

私は一番辛い時期、一日に数回も「お風呂」に入って、辛い感情から離れる時間をもっていました。「気持ちい~い」と感じるときだけ、「生きていてよかった」「辛いことはあるけど、がんばっていけるかも」と思えたのです。

 

工夫する余裕があるときには、

  • 入浴剤を複数用意していて選ぶ
  • お気に入りの音楽を聴く
  • お風呂の雑貨で楽しみ(ex.お風呂用の枕、浮かべて遊ぶアヒル)

など楽しさやユーモアを取り入れると、良いかもしれません。

 

そして「お風呂に入れば大丈夫。気持ちよくなれるから」と、自分に暗示をかけることも大切です。辛い時期が続くとき、一時的にでも離れられる方法をもっていると思えることが、心の支えになりますよ。

 

その後臨床心理学を学んでいくうちに、サイコセラピー(心理療法)の中には、心の問題に、身体の方から働きかけていくやり方があることを知りました。

 

皮膚の感覚や身体の感覚を使って、感情や思考を変えていくことを目指すそうです。

 

振り返って考えてみると、私の「お風呂」も身体の感覚を使って、心の不安を消していたのだと思います。

 

※これは私の経験です。参考にするときには自分の状況に合わせて自分で判断してくださいね。

 


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からだ  |  2012年3月

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「親子の関係」に風を吹き込む「斜めの関係」

家族の人間関係

こんにちは、コーチ&カウンセラー&コンサルタントのMOMO(モモ)高橋澄子です。

 

家族関係は、生涯を通じて続く基本的な人間関係です。

中でも、子供の成長に大きな影響を与えるのが「親子関係」です。

 

「親子関係」は、立場の上下に位置する者同士の「直系(上下)の関係」という性質をもっています。

 

「直系(上下)の関係」は、立場が上の人が下の人に対して何らかの役割や使命を果たす責任を負い、そのために上の人は下の人に、何らかの力を行使する関係です。

 

親子関係では、親は扶養責任を持ち、子供を社会に出ていける人間に育てるために、生活や社会のルールを教え導きます。子供がルールから逸脱するときには、親の権威をもちいて守らせようとします。

 

このような「力が介在する関係」のため、「親子関係」は時には、親にとっては負担となり、子供にとってはわずらわしく強圧的に感じられることがあるのです。

 

そこで役立つのが「斜めの関係」です。

斜めの関係のよさ

 

「斜めの関係」とは立場による力関係が介在せず、好意や信頼が期待できるほどよい間柄のことです。

 

子供からみると、叔父や叔母、習い事の先生、近所の親切な大人などが「斜めの関係」に当たります。

 

親子関係で行き詰ったとき、親に言いたくないこと、親から教えられないこと、などを「斜めの関係」の第3者に話せると。安心して心の内を聴いてもらうことができ、不安や心のもやもやを解消することできるでしょう。

 

また、親の言葉にはムカついても、親以外の大人の意見には冷静に耳をかせることが多いでしょう。

 

大家族で暮らす良さは、こうした「斜めの関係」が多数存在することです。

また、昔から地域でのお祭りや季節の行事を準備する中で、年長者から年少者に様々な生きる知恵が伝えられてきました。

これは親子」では伝えられない事柄を、「斜めの関係」から伝承する習わしだったのだと思います。

 

私も、姪や甥の斜めの関係に居ます。

 

キャリヤや人生の選択に悩んだとき、節目節目に相談したいと連絡が来るので、

「斜めの関係」の良さを損なわないように、友達以上両親以下のあたたかいけれど無責任な気軽さで接したいと思っています。

 

皆さんはいかがですか。

「斜めの関係」で相談する相手がいますか。相談される側ですか。

 

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「部下と上司の関係」に加えて職場に必要な「斜めの人間関係」

職場の人間関係

こんにちは、MOMO(モモ)高橋澄子です。

 個人を取り巻く人間関係は、相手との位置関係によって大きく2つの分かれます。

 

1つ目は「直系(上下)の関係」。職場では上司と部下、家庭では親と子などの関係です。

2つめは「斜めの関係」。職場の先輩と後輩、家族では叔父・叔母と甥・姪などがこれに当たります。

 

直系(上下)の関係とは

「直系(上下)の関係」では、上位者は何らかの力を使って相手に対する責任を果たすことが求められます(ex.指導する、人事考課を行う、扶養する)。下の者は上位者の判断に従うことが求められます。

 

このように「直系(上下)の関係」は、もともと「力が介在する関係」であるため、下は息苦しく上は神経をつかう緊張した関係となりやすいのです。

部下とのコミュニケーションや関わり方に悩む上司が多いのもうなずけます。

 

また、パワーハラスメントが生まれやすい関係でもあります。

部下を弱い立場に置き、横暴な支配者となる上司。こうした上司は、立場がもつ力を自分の力と錯覚し、力で相手をコントロールすることで、自分の不満や不安を解消したり、自己顕示欲を満足させているのです。

 

職場や家族の間がこうした窮屈な関係だけで成り立っていると、対等で率直なコミュニケーションは行われません。意見の違いや価値観の違いから簡単に衝突し膠着状態に陥りやすいのです。

 

そこで「斜めの関係」が必要となります。

 

斜めの関係のよさ

 

 集団や組織の中に「斜めの関係」が存在すると、柔らかく風通しの良い人間関係が生まれます。

 

例えば、上司に対しては話しづらいことも、フォーマルな力関係に組み込まれていない「斜めの関係」の相手(ex.先輩)に対しては正直に語ることができ、また相手からのアドバイスにも素直に耳をかたむけやすいのです。

 

集団や組織では、フォーマルな「直系(上下)関係」に対して、インフォーマルな「斜めの関係」が適当な割合で存在することによって、緊張や感情的な衝突のクッション機能が生まれ、誰もが安心して働きやすい環境が実現できるでしょう。

 

直系(上下)関係から離れたところで、先輩が後輩の指導を行う「メンタリング」は、企業が「斜めの関係」を導入する仕組みです。

 

また、職場の相談室のカウンセラーや産業医も、専門家であると同時に、心の問題の相談がしやすい相手として設置された「斜めの関係」です。

 

あなたの職場にはどの程度「斜めの関係」があるでしょうか。

あなたはどのくらい「斜めの関係」を活用していますか。

 

※参考文献:笠原嘉「軽症うつ病-ゆううつの精神病理」講談社現代新書

 

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社会人が日本で学べる米国の臨床心理大学院

こんにちは、MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

職場や家庭、教育や医療・介護の現場での心理面の問題について関心が高まっていますね。

 

社会の関心の高まりにともなって、心理カウンセラーやセラピストなどの心理援助職になるべく、臨床心理大学院に通おうと思われる社会人も増えているようです。

 

ところが日本の大学院は全日制2年間のところがほとんどで、働きながら学ぼうとする社会人には負担が大きく難しいのではないでしょうか。

 

そこで、メンタルヘルス分野でキャリアを伸ばしたいと考えておられる方のために、私も通っていた社会人の通える臨床心理大学院をご紹介したいと思います。

臨床心理学とは、「個人を深く理解することをベースとして、ストレスや葛藤を抱えている人の悩みを解決したり、心に傷を抱えて生きている人の援助をするために必要な理論や技法を研究する心理学」※1です。

 

 

アライアント国際大学カリフォルニア臨床心理大学院という、1950年代に米国で最初に設立されたカリフォルニアの伝統のある大学院が、2002年に東京サテライトキャンパスを開校しました。

 

東京サテライトキャンパスの修士課程で行う内容は、インターネットのオンライン授業、東京でのスクーリング(1回/月 2日間程度)、臨床実習と修士論文で、スムーズに行くと3年間で卒業できます。

 

本国アメリカのアライアント/CSPP臨床心理大学院では、

 

  • 共感して相手の話をきく(傾聴)の重要性に注目し、セラピーやカウンセリング、コーチングなどのコミュニケーションによる対人支援技術の基盤を作ったカール・ロジャーズ

 

  • ナチスドイツによる強制収容所での捕虜体験(『夜と霧』みすず書房が有名}から、「どんなときにも人生には意味がある」という実存性心理学を打ち立てたヴィクター・フランクル

 

  • 欲求の5段階説を唱え、生理的欲求からより高次の欲求(自己承認や自己実現)を求めるようになると主張し、動機付けと学習理論に大きな影響を与えたアブラハム・マズロー

などが教鞭をとっていたそうです。

 

少し心理学を知っている方なら一度は耳にしたことのある、ビックネームばかりで驚きですね。

 

 

 日本プログラムでは、日本の臨床サービス、ヒューマンサービスの改善・向上を目指している方を対象としているため、

  • セラピスト(心理療法家)希望者の他に、
  • ヒューマン・サービスの担い手である医療関係者、福祉関係者、教師
  • 職場のメンタルヘルスに関心を持つビジネスパーソン
  • 子育てと家庭環境に活かそうと考える主婦

など様々な背景を持つ方々が、学生として勉強しています。

 

 

卒業すると米国の臨床心理学修士号(MA)を取得できますが、日本の臨床心理士資格取得には、卒業後2年間の実務経験と臨床心理士試験合格が必要となりますのでご注意ください。

 

2012年の9月入学生を募集中ですので、ご興味のある方はアライアント/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパスをご覧下さい。


参考文献: ※1 斎藤勇著「図説心理学入門」誠信書房

 


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