エンパワーメント

           用語集(あ行)

 

 無力な状態にある人が、自分の中にある力に気づき、それを自ら引き出していく「プロセス」とその「結果」をいう。

 

個人、組織、コミュニティーの3つの次元がある。

 

個人レベルのエンパワーメントは、心理的エンパワーメントとも呼ばれ、「自分の生活を自分で統制できている感覚、組織や社会などが自分の生活に与える影響について批判的に検討できる能力」を獲得している状態が、心理的エンパワーメントが達成された状態であるとする。

 

上司や教師、専門家などが一方的に知識やサービスを提供することが、部下や生徒、支援対象者自身が自分で選択し問題を解決していくチャンスを奪っているのではないか、それによって本人を無力で無能な人にしてしまっているのではないか、という反省から重視されるようになった考え方です。

 

福祉・教育・医療・発展途上国の開発支援などさまざまな分野で用いられる広い概念である。

 

参考文献:下山晴彦編「よくわかる心理学<改定新版>」ミネルブァ書房

 

 

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