コーピング(Coping)

            心理学用語

 

 精神的・身体的にストレスを感じることを苦痛である。

この苦痛を解消しようと、ストレス反応を引き起こしているストレッサーへの対処が行われる。

 

このストレッサーに対処する課程を、コーピングという。

コーピングには2種類のタイプがある。

 

1.問題焦点化型コーピング

 

問題となるストレッサー(ストレス反応を生じさせた嫌な出来事)への直接的な対処の仕方である。問題自体が解決するので、ストレス事態の解消に有効なことが多い。

 

2.情動焦点化型コーピング

 

ストレス事態に生じる情動的な側面への対処行動である。情動を抑えるために、体の緊張をほぐしたり、深呼吸をしたり、ストレス事態から距離を置いてみたりして、情動を抑えストレス状態から心身の健康を守ることができる。

しかし、問題の根本的な解決は行われない。

 

実際には、両方のコーピングを合わせて対処している人が多い。

 

参考文献:無藤隆他「心理学」有斐閣

 

 

【関連用語】 ストレス・マネジメント  メンタルヘルス