バーン・アウト(燃え尽き症候群)


今まで普通に仕事をしていた人が、急にあたかも「燃え尽きたように」意欲を失い、働けなくなってしまう状態をいう。

そのまま離職、転職してしまう人も少なくないので、貴重な人的資源の損失の原因の1つとなっている。

当初は、ヒューマン・サービス(医療や福祉、教育などの人が人に提供するサービス)の従事者に目立っていたが、近年では企業の管理職や、顧客対応部門の担当者などにも広く見られるようになっている。

バーンアウトの症状は、

(1)消耗感

心的、身体的エネルギーが枯渇し、身体も気持ちも疲れ果てた(「もう働きたくない」と感じる状態で、バーンアウトの主症状である。

(2)顧客や社員への否定的な態度

「もう働きたくない」気持ちは、サービスを提供する顧客や、マネジメントをすべき部下に向けられ、敵意や無関心、紋切り型の対応といった行動が現れる。

(3)個人的達成感の後退

 

心身共に疲れ果てた状態では、仕事の質は低下し、成果は上がらなくなっていく。
バーン・アウトに陥る人は、人一倍仕事熱心で高い成果を挙げてきた人なので、成果の落ち込みに達成感が感じられなくなり、悩みさらに消耗感を深めるようになる。

バーン・アウトの原因の第一がストレスである。

環境から求められることに対して、個人の能力や資質では対応できなくなった(対応できないと感じた)とき人はストレスを感じる。
そのストレスが主に心にダメージを与えた状態がバーン・アウトである。


【関連用語】 コーピング ストレス・マネジメント