モラルハラスメント

         心理学・人間関係用語

 

「精神的な暴力」いわゆる「いじめ」のことである。

 

主に家庭でのモラルハラスメントと職場でのモラルハラスメントがある。

 

家庭では、変質的なレベルまで自己愛が高まった加害者が、最初から人を傷つける目的で、配偶者や家族に嫌がらせを行う。

 

職場では、そこが働く場であり多くの人間が居ることから、家庭ようにストレートな形で行われることは少なく、会社の利益のためという口実が使える機会を逃さず人をいたぶる形をとる。

 

さらに、職場での人間関係の齟齬や労働条件の不備、変質的なシステムに起因するもの、上司の横暴な振る舞いが度を超しているような職権濫用型のものもある。

 

被害者は精神的に大きな打撃を受け、うつ病や自殺に追い込まれることもある。

職場におけるメンタルヘルスの問題を考えるとき、モラルハラスメントへの対処と予防は避けて通れない課題である。

 

参考文献: マリー=フランス・イルゴイエンヌ著高野優訳「モラルハラスメントが人も会社もダメにする」紀伊國屋書店

 

【関連用語】 メンタルヘルス