心理学(Psycology)

         心理学用語

心のしくみと働きを科学的に研究する学問であり「心の科学」と言われる。

しかし、人間の心を直接観察することはできないため、言葉や行動を通してその人の心を理解する。

また、個人の行動は、その個人の心に影響を与え、行動の背景には、心が存在すると考えられる。こうした心と行動の密接な関わりを重視する立場からは「心と行動の科学」とも言われる。

人間の営みは、精神活動、身体活動、社会活動という3つの側面をもち、それぞれ人文科学、自然科学、社会科学の分野で研究されているが、それぞれは相互に関連している。

そこで、人間の精神活動とそこから生まれる行動を研究する心理学も、人文・社会・自然の諸科学と密接なかかわりをもち、様々な種類の心理学が存在する。

心理学の主な分野には、

(1)理論・分析系の心理学

理論心理学、数理心理学、計量心理学

(2)認知・生理系の心理学

感覚心理学、知覚心理学、認知心理学、思考心理学、言語心理学、学習心理学、生理心理学、神経心理学、感情心理学、動物心理学、比較心理学

(3)教育・発達系の心理学

教育心理学、学校心理学、発達心理学、幼児心理学、児童心理学、青年心理学、老年心理学、家族心理学

(4)社会系の心理学

社会心理学、対人心理学、集団心理学、組織心理学、産業心理学、文化心理学、政治心理学、経済心理学、経営心理学、コミュニティ心理学

(5)臨床系の心理学

臨床心理学、心理臨床学、カウンセリング心理学、犯罪心理学、自我心理学、性格心理学、人格心理学、異常心理学、健康心理学

(6)その他の応用系の心理学

応用心理学、交通心理学、広告心理学、環境心理学、芸術心理学、福祉心理学、宗教心理学、軍事心理学、スポーツ心理学、ポジティブ心理学、コーチング心理学

各領域の心理学はその領域に固有のテーマを研究すると共に、他領域と連携して学祭的なテーマを求めて発展し、融合して新しい心理学も数多く生まれている。

参考文献 : 深田博己「コミュニケーション心理学」北大路書房


【関連用語】 コーチング心理学 産業・組織心理学 発達心理学 ポジティブ心理学 臨床心理学