自己会話(self-talk)

        コミュニケーションの用語

自己陳述(self-statement)とも呼ばれる。

 

自分の内部との会話、自分自身とのコミュニケーションのことであり、自分の思考そのものである。

 

主な自己会話は、

 

1.否定的な自己会話:否定的な思考や不安の感情

 

例:「失敗するかもしれない」「嫌がられるだろう」「ダメだ」

 

2.自己肯定的な自己会話:

  自己を称賛する内容を自分に言い聞かせ、自信を高めるスキル

 

 例:「私は今までもクリアできた」「私はこの職場に貢献している」  

 

3.対処の自己会話(coping self-talk):思考内容を自分の意図する方向へ変化させるためのスキル。

 

  • 不安や否定的な思考を抑える「鎮静効果」を狙うもの 

    例:「落ち着け」「大丈夫、なんとかなる」

 

  • 目の前の問題に対処する方法を具体的に支持し、自分の言動をコントロール「コーチの効果」を狙うもの

   例:「ゆっくり話せ」「肩の力を抜いて」「笑顔で」

 

心理的な問題を抱えている人は、否定的に自己会話をしていることが多い。

 

自己肯定的な自己会話で自信とやる気を高め、否定的な自己会話の代わりに対処の自己会話を使うことで、積極的な主張や行動ができるようになる。

 

参考文献:相川充「人づきあいの技術―社会的スキルの心理学―」サイエンス社

 

【関連用語】 アサーション  コーピング  ストレスマネジメント

 

 メンタルヘルス