自己呈示(self-presentation)

         コミュニケーション用語

 

自分に対する肯定的なイメージや社会的に認められること、物理的な報酬などを得ることを目的として、他人に自分に関する情報を伝えることをいう。

 

素の自分を伝える「自己開示」とは違って、見せたい自分の姿を見せようとする一種の演技でもある。

 

言葉はもちろん、表情や身振り手振りなどの非言語(ノン・バーバル)のコミュニケーションを通して行われる。

意識的な場合だけでなく、無意識に行われる場合もある。

 

日常生活で行われる自己呈示は1と2を組み合わせた4種類が存在する。

 

1.戦術的自己呈示 or 戦略的自己呈示

 

 戦術的: 一時的に特定の人間関係で特定の印象を与えるために行う

    (ex.商談の場でのお世辞)

 

 戦略的: 長い時間をかけて特定の印象を与えるために、

      戦術を組み合わせて行う

     (ex.日常的に礼儀正しく振る舞う、誠実なイメージを売り込む)

 

2.主張的自己呈示 or 防衛的自己呈示

 

 主張的: 特定の印象を与えるために積極的に働きかける

 

 防衛的: 自分に対するネガティブな印象を防ぎ、

      自分のイメージが少しでも良くなるように働きかける

 

 

参考文献:植村勝彦他「コミュニケーション学入門

           (心理・言語・ビジネス)」ナカニシヤ出版

 

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