コーチングとは何か

 

 こんにちは、コーチ・コンサルタント・カウンセラーの

MOMO(モモ)高橋澄子です。

 

あなたは、コーチングという言葉を聞いたことがありますか。

 

スポーツの場面、ビジネスの場面、自己啓発の場面などで、日常的に使われるようになってきました。

 

言葉は聞いたことがあるけれど、よくわからないという方のために、

今日はコーチングをご紹介します。 

 

コーチングの語源

著名な研究者や実践家の定義

1.コーチが指示するアプローチと考える立場

(スポーツ分野でよくみられる)

コーチングとは、教え指示すること―指示的アプローチで技能を高めて発展させることに直接的に関わっている。

(Parsloe,1995)

2.コーチが成長を促進するアプローチと考える立場

コーチングは、個人の潜在能力を解き放って、彼ら自身が最大限に力を発揮できるようにするものである。

 

それは教えるというより彼らが学ぶことを助けるもの―促進的アプローチである。

(Whitmore,1992)

コーチングとは、他者の行動、学習そして発達を促進させる技法―促進的アプローチである。

(Downey,1999)

1と2の違いは「どちらが答えをもっているか」にあります。

 

1の場合は、知っている人が知らない人に、知識やスキルを教え込む

アプローチ

 

2の場合は、

コーチ養成機関の定義

早い段階で、米国から日本にコーチングを紹介した主要コーチング機関では、

 

(株)コーチエイ

 

 コーチングとは、相手が目標を達成するために、必要な知識やツールを備えさせ、最短の時間で成果が上がるように、継続的にサポートしていく双方向のコミュニケーションです。

 

CTI コーアクティブ・コーチング

 

 コーチとクライアントが対等な立場で協働し“人生全体を扱い、クライアント(コーチングの対象者)の人生に変化を与える”というコーアクティブ・コーチング®・モデル

目的や場面で

 

 コーチングは、どういった目的や場面で適用するかによって、

こんな風に説明されています。

問題解決の手法、業績向上など特定の目的に対して効率的に
結果を求める手法

ビジネスや個人の目標達成のコミュニケーションによるサポート

相手を勇気づけ、やる気を引き出して自発的行動を促すコミュニケーション

人材開発の技法(スポーツ、ビジネスなど)

コーチングとは何か

コーチングとは、クライアント(コーチング対象者)の

発見と気づきをうながし、

クライアントが自ら答えを見つけ、

自らの選択によって人生を歩む


ことをサポートするコミュニケーション(対話)と考えています。

 

その結果として、

問題が解決する

業績の向上や、目標の達成など望む結果が得られる

夢が実現する
等の変化が起きますし、

それ以外にも人生や自分自身に思いがけない変化が起こったり、考えてもみなかった可能性が開いたりしてくるのです。

こうした成果は特別のものではありません。


誰もが持っているにもかかわらず、自分で気づかず使うことできかなった、自らの中の力をつかって、行動した結果から学び、さらに行動し学び…と繰り返していくことによって、生み出されるのです。

参考文献:コーチング心理学


このブログの書き手は ⇒⇒⇒ MOMO(モモ)高橋澄子のプロフィール

 この記事のテーマ

コミュニケーション | 2012年7月